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わかることと、実践できることとの間にある壁

「頭で理解していること」と「身体も含めて実際にできること」との間にはエベレスト級の壁がある。


先日、【身体化の難しさ】を知る出来事があった。

自分のなかでの身体化とは、実際に深く考え込まず自然と身体が反応してしまう状態にしていくこと、と理解している。

私には、目標がある。いまの学校を職員全体で、価値観の違いを尊重しあった上で、お互いに学校をどうしていくか擦り合わせていくというものだ。
しかし、いざそれをやるにはどうするか、とT先生と議論したところ、自分の中での【これじゃない感】【もやもや感】が沸き起こった。

そもそも、学校をどうにかしていきたいと思えない人たちを、【それでもOKですよ】と肯定していくコミュニティが必要、という視点についてである。

私は、あ、それ、嫌だ。と直感的に感じてしまった。プロなんだから、職場に向き合っていこうよという価値観が根本にある私にとっては、それを肯定したら、かわりに自分を否定するような錯覚に陥った。

ああ、これが身体化の難しさなんだな、と感じた。頭でこれがいい、こうやるべきだ、と思っていても、身体が拒否反応をおこす。そりゃ、なかなか組織が変わらないわけだよね。

それでも、そういう自分に気づき、悔し涙を流したことに最大の学びがありました。

この経験こそが、少しずつ身体化していくってことなのかもしれません。

アクティブラーナーに少しだけ近づいたでしょうか?

そして、人生は続く。



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