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【暴論】メタファー:リファンタジオが俺たちの待っていたFFだった件

2024年10月に発売した『メタファー:リファンタジオ』の感想記事です。好きに書いてます。

SNS等軽く見ましたが、タイトルのような観点の記事は無かったので。

アバチュやペルソナなど、アトラスの名作を引き継いでいることはもちろんです。その観点は今回抜きにして、ちょっと違う話をしてみたいと思います。

ジョブシステム

アーキタイプというシステム。
これはほぼそのままジョブシステムである。あるアーキタイプで覚えた技は、他のアーキタイプで個数限定で継承することができる。ジョブシステムのいまだ頂点であるFF5のシステムほぼそのままだ。

プレイヤーの工夫が活きるコマンドバトル

ジョブとアビリティ、装備の組み合わせで難易度が大きく変わるドラスティックなゲームバランス。
倒せないときはジョブを見直す、装備を見直す、アビリティを付け替える。戦術を変える。
アクションでは実現できない、コマンドバトルでしかできない仲間との共闘感。いや、仲間全員が「俺」なんだよな。

個性豊かな仲間たちと世界を旅する

王国、港町、砂漠の町、宗教都市。
さまざまなロケーションを種族の異なるバリエーション豊かな仲間たちと過ごしていく。各地には複数のダンジョンがあり、攻略順は自由。最高。
SFC〜PS2の頃のFFは当たり前にこうだった。
他のRPGもそうだった。
メタファーは現代においてゲームデザインを限定的で古典的にしたことで、このゲームプレイを復刻させている。
※黒服のメンズだけという寂しい絵面はない。テーマカラーもバラバラで、並んだ姿はとてもカラフル。

カリスマ的な宿敵

ルイという冷酷な左派候補(CV中村悠一)。
FF6におけるケフカ、FF7におけるセフィロス、FF9におけるクジャ、FF10におけるシーモア。
ルイには彼らに似たカリスマ性がある。バトルやストーリーで登場するたびにビシッと盛り上がる。

メカニックと飛空艇

鎧戦車と呼ばれる乗り物がメタファーの拠点であり足になる。後半には空も飛ぶ。メンテナンスと操縦を担うのはシドよろしくなオヤジメカニック、ニューラスだ。

結論

こういうのがやりたかったんだよ!!!
スクエニ聞いてる?聞いて。頼む。

オープンワールドでなくていい。
フォトリアルな超美麗グラでなくていい。
アクションバトルでなくていい。
リアルタイムでなくていい。
プレイヤーがストーリーを感じるのは、自分が考え工夫してボスを倒したという記憶だ。ムービーじゃない。

……でもFFの最新作も楽しみに待ってます。どっちも好き。

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