第51回映画感想『パレード』~サヨナラはまだ言えない。ここでやることがあるから~
こんにちわ!
今回はあらすじとかを一切読まずに本作を鑑賞いたしました🎬️
個人的に映画を観てからすぐに自分が感じた想いを放出しないと、鮮度が落ちるといいますか、ここで言語化しておくと良い意味で心に残らないと思っております💦
(常に心の容量を空けておきたいのです)
★★★ここから若干のネタバレありです★★★
本作は不条理な死に対する死生観の一つとして私は受け取りました。
細かい設定は置いといて、死に対する後悔や未練は人間特有のものであると思います。
物語に出てくる一人の人物は7年間、その世界に留まり現生の世界の変化を受け入れて無へと旅立っていきます。
私は自分の死が現在生きている人を縛り続けることが怖いと思ってましたが、本当に大切な人であれば具象化されていなくとも、精神的なところで繋がれる。そして、受け入れることができる。
ただ、そのための時間は必要であり、その時間が本作の死者が一時的に留まる世界なのだろうと思いました。
人間がこのような想像ができるってとても幸せなことであります✨✨
本作がきっかけで、私の母が5年前に亡くなった父に毎日ご飯あげて、話しかけている挙動を少し理解することができました。
嗚呼、人間っていいですね🤗
おしまい。