第87回映画感想『ミケランジェロプロジェクト』~美術品の価値を未来に繋ぐ者達の胸熱な実話~
お疲れ様です!
GW前のもうひと踏ん張りですね!!
私は最近、戦争映画を鑑賞することが多くなっております💦
これにはわけがありまして、アクションをエンタメとして楽しんでいるのではなく戦争に至った経緯や時代背景、また、人口的に作り出された究極の修羅場において人はどのように挙動をとるのかに興味が尽きません✨
本作の時代背景は第二次世界大戦で、ヨーロッパ戦線の戦火において世界的価値のある美術品がドイツに強奪されてしまいます💧
強奪された美術品を本来兵士ではない、学者や学芸員が兵士の格好をして、まさに命をかけて取り戻していきます🔫
とてもシンプルなストーリーです笑
ただ、ドイツは美術品を強奪しようとしましたが、その場で廃棄処分することはありませんでした。
本物の美術品はナショナリズムを超える存在であること、美術品は歴史であり歴史は命の蓄積であると。なんて素敵な概念だろう🥺
金塊が発見されて大ニュースになるが、美術品を取り返しても大ニュースにはならない現実。
でも、数十年後に人々の心に感動を与えるのはどちらでしょうか。
それが本当の価値だと思います。
今回は美術品が今日まで生き延びている事実は、多くの人の犠牲や未来への想いが乗っていることがわかったので、大変有意義な時間を過ごすことができました。
おしまい。