第65回映画感想『ジョーズ』~伝説の恐怖音をリアルで聴ける喜び~
皆さまこんにちわ!
あの耳に一生残るであろう恐怖音(サメが近寄ってくる時の音楽)が、私の中の『ジョーズ』でした💦
巨大人食いサメもさることながら、いつものように本作が放映された頃の時代背景や社会的な構造なんぞを想像して鑑賞いたしました🎬️
時は1975年、舞台はアメリカのとある25年間殺人事件のない平和で、夏は観光客が集まってくる漁村になります。
この観光地におおよそ4トン車くらいの巨大サメがきます🦈
この巨大サメは人間を魚同様にパクパク食べるわけですが、町長は遊泳禁止にせず夏のかきいれ時に経済的収入に目がくらみ特に対策をしませんでした💧
(小さい別のサメを捕獲して安心してしまった感はありますが)
70年代のアメリカはベトナム戦争の終結、オイルショック、ウォーターゲート事件とこれまでの栄光と自信を失いつつある状況だったのではないかと推察します💦
個人的な感想ですが、本作は具体的かつ現実的であり、決して悪意で人間に害を与えていないものの象徴としてサメを取り上げたのかと思いました。。
本作のサメは人間に対して物凄い恐怖を与え、パニックに陥れます💦
ただ、冷静に考えますと本作のサメは人間の愚行や悪行が原因ではなく、たまたま湾内に入って、美味しそうなご飯があったため生物学的本能にのっとり捕食しただけなので、亡くなった人には申し訳ないのですが、個人的には無罪だと思ってます。
作品では海で遊ぶ人たちの平和と、サメに食べられた犠牲者の仇の気持ちで巨大サメに立ち向かっていきます。
飛躍しすぎかもしれませんが、具体的かつ現実的な恐怖や不安であれば、人間は必ず克服できるッ!!といったメッセージではないでしょうか。
世間とズレがちな自分の感性に少々呆れながらも、ご飯は美味しく食べれているので、このまま楽しい映画ライフを満喫したいと思います✨
おしまい。