夏休みの思い出・体験
あっという間に夏休みも後半戦、むしろ終盤戦に入ってしまいました。
宿題やら2学期の準備やら・・・バタバタし始める時期ですね。
少し遅くなってしまいましたが、
今回は夏休みの思い出・体験にスポットをあててみたいと思います。
考学舎でも、お盆前に恒例のサマーキャンプ(三食自炊の夏合宿)がありました。
ちなみにこのキャンプは、生徒たち自らに生活を作ってもらう、という意味で三食自炊、午前は勉強、午後は自然の中での活動。
という形で1週間が過ぎていくものです。普段、受身で過ごすことが多い子どもたちに少しでも能動的に自らの生活を作ってもらおう、という企画になっています。
一般的に体験・思い出、というと、日常の生活では出来ないことを!と考えることになります。
そこから、自然の中での活動、海や山でのレジャーから、旅行。などが家族で出来ることとして考えられるでしょう。
また、仕事体験や自然の中でのキャンプに参加するといった、同年代グループで参加することも考えられると思います。
巷にはたくさんの楽しい企画があふれていますし、どれもが夏の貴重な体験や思い出になることは間違いありません。
では、選択するときに、そして実行・参加するにあたり、何に注意すれば子どもに何かを残し、体験が有効なものになるのでしょう?
キーワードは「受動から能動へ」です。
選択するにあたり
多少なり、子ども本人に選択をさせることです。
そして、選択の際には「なぜ」を少しでも考えてもらうのです。このような選択の際の「なぜ」、はできれば少しでも、それに参加することで得られることは何か?という視点で考えてもらうことです。
子どもの年代によって変わってくる部分もありますが、多少なり、何を目的に、なぜ参加するのか、があることにより、その企画への参加は能動的となり、能動的となることで得られるものが増えるのです。
参加する体験等の企画がどこまで完全にオーガナイズされているのか、多少遊びがあるのか、は事前に確認しておくとよいと思います。できれば多少遊びがあるものがよいと思います。参加する子どもたちが完全に受身になることを避けられるからです。
実行・参加するにあたり
実際に実行・参加するにあたっても、少しでも子ども自身が主体的に参加できる、何かを決めたりすることが出来る部分を持てるとよいと思います。
たとえば、海で海岸で遊ぶとなったら、何時まで遊んでその後何をする。ということを一緒に、もしくは子どもに考えてもらうのです。
能動的に選択・参加したものの記憶はもちろん色濃く残りますし、気づきや学びも出てくるものです。
親や大人が決めてしまえば、そのほうが楽かもしれませんが、少しでも、子どもが能動的に参加する余地を作ってあげることが、体験や思い出をより有効にする手立てだろうと思います。
これからお出かけのある方、ぜひお試しください。
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