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暖かい季節を迎えても冷えることはある

冬の間、室内で過ごす機会が多いと、身体と心も、春が訪れる季節になると、社交的になり、熱を内に閉じ込めていたものが外に放出されるようになります。

温度と湿度が上がる事で、皮膚や粘膜の微小血管が広がり、血液の循環が促進され、緊張が解け、全身が温かくなり、熱の移動が促進されます。この熱のバランスが乱れると、春になっても依然として冷えを感じることがあり、ときには冬よりも冷えを感じることがあります。

春を苦手と感じる人は、熱のバランスが乱れ、一部で体が熱くなる「ほてり」を感じつつ、別の部分で冷えを感じることがあります。春先に熱の移動が十分できないと、主に胸部より上の部位が熱くなり、腰から足まで冷えを感じる傾向があります。

「胸が重苦しい感じがする」「イライラが増す」「頭がぼんやりする」といった感情的な変化が現れやすくなったり、「頭がぼーっとして」「めまいがする」といった集中力が低下することがあるかもしれません。

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