中国茶と養生気功の教室
鍼灸師の白先生のサロンにお邪魔して、中国茶と養生気功を楽しんできました。中国茶と養生気功の先生は、留学も含めて延べ10年以上も滞在経験のある方で、お茶や気功のお話のほか、日本人と中国人の考え方の違いや、生活習慣の違い、内部事情などもうかがうことができました。
【中国茶の種類】
作り方や発酵などの違いから、青茶、紅茶、黄茶、白茶、黒茶、緑茶の6つに分類するそうです。東洋医学では、青赤黄白黒の5つの色に分類するので、「緑」が入っているのが面白いところ。緑茶、黒茶、青茶をいただきました。片手で蓋を押さえて湯飲みに注ぐことができるくらいの小ぶりの急須。湯飲みも盃ほどの大きさ。お茶も片手で飲むなど、両手で湯飲みをもつ日本の作法とは全く違います。
【養生気功】
お茶の合間に、養生気功。八段錦(はちだんきん)という気功でした。立って、自分の手が届くくらいの広さがあれば、できます。八段錦、という名のとおり、八つの運動を次々にします。呼吸も合わせて行うので、全部すると汗ばむくらい。先生は、この運動を毎日しているとのこと。だから、あんなにパワフルなんですねぇ。
【日本と中国の違い】
お話を伺っていてなるほどと感じたのは、中国の人は、お茶は熱いお茶しか飲まない、ということ。医食同源という言葉のとおり、冷たいものをからだに入れない、という考えが浸透しているそうです。特に年齢の高い方は忠実に守っている方が多いそうです。
お茶菓子というか、お茶のお供も、木の実などのナッツ類が多いそう。棗(なつめ)にくるみをはさんだお茶請けも、日本では見かけたことがなく、棗の甘さがお茶にぴったりでした。
次回は、今回、飲めなかった紅茶を中心のお茶の会にしようかな、とのこと。また、出かけようと思います。
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