簡単なからだの歪みチェック
現在、どのような姿勢で座っていますか。椅子に座っている際に、背中が丸まっていたり頬杖をついていたりしてはいませんか。良くない姿勢を続けてしまうと、体が歪んでしまう可能性があります。足を組んだりあぐらをかくことも、前後左右の筋肉のバランスを崩してしまう可能性があります。座った姿勢では、立った姿勢に比べて腰に1.4倍もの負担がかかると言われており、姿勢が悪いとその影響が腰を支える骨盤にも及ぶ可能性があります。体が歪んでしまうと、肩こりや腰痛の原因となるだけでなく、放っておくと視力低下や冷え症などが引き起こされる可能性もあります。さらに、代謝が悪化し、腰回りに脂肪がつきやすくなる危険があるので、注意が必要です。
ここで、簡単な体の歪みをチェックする方法をご紹介します。仰向けに寝転んで両足を肩幅に開き、リラックスします。その際、爪先の傾き具合に左右で違いがあると、体に歪みがある兆候と言えます。また、歩いている際にスカートが回ったり、靴底の減りが片方だけ早い場合も、歪みのサインとなります。日常生活でも正しい姿勢を心掛けることはもちろんのこと、荷物を持つ手やズボンを履く際に最初に入れる足など、日常の動作を左右交互にすることが、歪みを予防するのに役立ちます。また、大股で歩くことも効果的です。背骨と骨盤をつなぐ筋肉を鍛え、骨盤の歪みを修正する助けとなります。
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