おとなのニキビ
寒さも本格的になり、乾燥の季節です。乾燥が影響で、おとなのニキビができやすいことをご存じでしょうか?ニキビの原因は皮脂の多さにあると考えがちですが、肌が乾燥していると毛穴がふさがりやすくなり、おとなのニキビをまねくと言われています。ほお杖をついたり、口をおさえるなどの、顔のさわり癖にも注意が必要です。手についたウイルスが体内に入ると風邪をひくように、雑菌が毛穴に入ると、皮膚が感染しておとなのニキビができてしまうのです。おとなのニキビが赤く腫れてしまったときには、跡を残さないためにも病院で早めの治療が大切になります。
おとなのニキビの予防の基本は、毎日6時間以上の睡眠をとること。休日にたっぷり寝ても、そのあと寝不足が続くという、「寝だめ」は、肌にも良くないのです。さらに食事にも心配りをしましょう。甘いものや刺激物をなるべく控え、栄養バランスの良い和食中心の食事がよいとされています。ビタミンを豊富に含む緑黄色野菜をしっかり摂り、肌の免疫力をアップさせましょう。おとなのニキビ、それは体からのSOSなのです。単なる肌荒れと軽く考えず、毎日の習慣を体の外からも中からも見直してみることをおすすめします。