【書評】この1冊を読めば、どんな人でも説得できる
こんにちは。
今日紹介する本は、
「私はどうして販売外交に成功したか」です。
著者
著者は、フランク・ベドガーという方で、
伝説的なアメリカの営業マンです。
そして、そのキャリアはプロ野球選手からスタートしています。
怪我で野球を断念してから超一流営業マンに駆け上がる過程で得られた彼の学びがこの本には詰まっています。
どんな人におすすめ
この本は、
・交渉術を学びたい人
・プレゼンやスピーチが苦手な人
におすすめできます。
(営業マンの人は、もう読まれてると思うので省いてます)
この本から何が得られるか
この本を読むことで、「Yesと言わせる技術」を知ることができます。
人を説得する、交渉すると場面というのはビジネスをする上でなんども訪れます。
そしてそれら1つ1つがその先を大きく変える大事な場面なわけです。
営業なら売上に直結しますし、企画を通すためのプレゼンなら会社を大きく変える可能性を十分を秘めています。
そんな大事な場面で、(商品や企画に関わらず)キーマンにYesと言わせることができる力はビジネスでもっとも大事な力と言っても過言ではありません。
この本は、その能力を磨く足がかりとなってくれる本と言えます。
例えば、この本には質問を上手にすることで相手に自然とYesと言わせる技術などが書いてあったりします。
僕(KG)はこの本から何を学んだか
この本には、「販売を成功させるのための11項目」というのが書かれています。
この11項目を読むためだけにでもこの本を買えるくらい価値のある箇所なんですが、この11項目の1つに「準備をすること」という項目があります。
たしかに、営業をかけるときには徹底的に準備します。
しかし、社内で行う小さなプレゼンや、会議にどれほど準備をしていたでしょうか。
僕の場合は、スライドを作って頭の中で話すイメージを固めておくだけでした。
その場に参加する人の考えを、自分の考えている方向に持っていくという目的がある場合は、もっと十分に戦略的に準備をしておかなくてはいけないということを学ぶことができました。
基本的に、人を集めて何かを説明する場というのは誰かの考えを誘導するという目的を幾分か含むものなので、どんなときでも入念に準備をする必要があるということになります。(本当に説明だけが目的の会議は、会議自体が不要なことが多々あります)
どう行動を変えていくか
僕たちがこの本の内容をビジネスで活かすには、次のような行動が取れると思います。
・準備を徹底する
・相手が違う意見の時は、質問を利用して自分の意見に誘導する
まとめ
この本は、数多くの営業マンのバイブルになっているほどの名著です。
そして、この本に書かれている内容は、営業マンだけでなく全てのビジネスマンにも必ず役立つ内容が、著者の体験談とともに豊富に書かれています。
ビジネスは人とのつながりで成り立っています。
営業をしていない人でも役立つ内容が数多く見つかると思うので、
是非手に取ってみてください。
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