サンスクリット語
学生の頃、暇すぎて考えすぎて辛かった、今は毎日が忙しくて落ち込むことはないけど、学生の頃の方が生きている実感があった。感性に潤いを。
こんなつぶやきを見た。
私は就活も終わり、人から恨まれるぐらい夏休みを謳歌している。
ずっとしたかったことを後回しにしないで今できてる。(周りの人たちのおかげです。ありがとう。)
例えばなんて興味ないかもだけど、青春を捧げた数学にもう一回時間を忘れるくらい没頭して、難しい数学書とにらめっこする。
家族と離れて過ごした時間を取り戻して、SNSを駆使して中学の時のそろばん教室の友人が集まったり、
今まで興味のなかった近くの展示会にふらっと立ち寄ってみたり。(ある時は押し花の展示会が行われていて、そこの受付の方と私が祖母に教わった押し花の話をして楽しかった。)
地元のぶどう園に散歩して味見させてもらい、おいしい思いをした。
気晴らしに小さい滝を訪れて、そこに停まっていた観光バスをばれないようについていったら戦車を作っていたというめちゃくちゃにでかい洞窟を利用した酒造にたどり着いてさいこーってなった。(ちゃんとお金払って入りました)
ずっと後回しにしてた映画も観てる。
「ロード・オブ・ザ・リング」も何作もあるから渋ってたけど、この機会に見始めた。(まだまだ)
「永遠にぼくのもの」あれ実話なの。男の子が凶悪犯罪を犯す話。
原題は「Le Angel」leは男性前置詞だから、天使の男の子っていう意味。本当に当時の写真を見ると天使という形容にふさわしいかわいらしい容姿なんだ。
人の趣味にも食わず嫌いしないで手を出すようになった。
知ってた?
NMB48って吉本興業なんだって。(だからどうなのかはよくわかんない)
山本彩さんの卒業コンサート(ドにわか)ぼだぼだ泣いた。
広島カープも友人の話を聞いて興味が出てきた。いつもは右から左へ流れていくスポーツニュースも、今じゃ自然と耳が拾う。
なんとなく感性なるものがわかってきた気がする。言葉にするのは難しい。無理。🏳
やっと本題。
美しいと思うものにサンスクリット語があって、ちょっと見てよ。
madanamaya ー 愛に支配された、愛の虜になった
saṃketodyāna ー 逢引の場所として指定された庭、デート用の公園
pāpatimira ー 罪に目が眩んだ
mṛtyuvañcana ー 死を欺くこと / カラス
smaradaśā ー 恋の十段階、愛による身体の十段変化(目で見て喜ぶ→物思いに沈む→渇望する→眠れなくなる→憔悴する→外の世界に無関心になる→羞恥心がなくなる→夢中になって想いに溺れる→気を失う→死ぬ)
サンスクリット語bot様(@sanskritbot)からお借りしました。
(書いてて不安になってきた。「は?」と思ってもらっても大丈夫です。)
これは私の感性では、口から息が漏れるような言葉たち。
その地の伝統や文化が色濃く出る言語の中でも、スピリチュアルな雰囲気を持つサンスクリット語に、私は古代インドの崇高さを感じて好き。
こういうのが好きな方にはこれをおすすめします。
「翻訳できない世界のことば」‐エラ・フランシス・サンダース (著), 前田 まゆみ (翻訳)
人には人の、いろんな感じ方があって、その日暮らしでのほほんと過ごすのも、人に負けじとせわしなく頑張ることも、夢に向かって思いっきり舵を切るのも、全部、全部、美しくてまぶしいな。