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行きたいゴルフ場②マクリハニシュゴルフクラブ

死ぬまでに行きたいゴルフ場第2弾もスコットランドです。

先日のプレストウィックよりさらにマニアックな、日本では余り知られていないゴルフ場です。

Google検索しても日本語ページは何ひとつヒットしません。

しかし帝王ジャック・ニクラウスが、世界で最も素晴らしいスタートホールを持つゴルフ場と評したコースです。

トップ画像はOfficial web siteから拝借したものですが、ここに写っているのがその1番ホールです。

浜辺の奥にある小さな建物がクラブハウスで、その向かって右手の小さく突き出た半島にティーグラウンドがあります。

そして海を越えた写真手前側のフェアウェイへ打ち出していきます。

このいきなり海越えスタートこそ、世界一素晴らしいスタートなのです。


クラブができたのは1876年。

10ホールからスタートしたゴルフ場は、1879年にオールドトムモリスの手により18ホールまで拡張されます。

この18ホールのチャンピオンシップコースの他に、9ホールパー33のペンズコースというものもあります。

しかし残念なことに2018年12月に火事によりクラブハウスを焼失してしまいました。

新しいハウスを建てる計画は進行中のようですが、まだ具体的な工期は記されていませんでした。


プレーフィーを調べてみると、夏場でも1ラウンド75ポンド(約1万円弱)と割安です。

週末も平日と同額ですが、このような由緒あるゴルフ場がなぜこれほど安いのでしょうか。

その理由は場所です。


マクリハニシュゴルフクラブは地図を見ると、こんなところにあります。

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ロンドンから直線距離で約580㎞ですが、グラスゴーからは約100㎞ほどしか離れていません。

しかし実際は半島を付け根から大きく回り込まなければいけないので、グラスゴーから車で4時間近くかかってしまうようです。

しかしこのキンタイア半島の豊かな自然を車窓から楽しむこともできるので、グラスゴーから長距離バスに揺られるのも観光旅行としては楽しそうです。


マクリハニシュのあるキンタイア半島の中心地がキャンベルタウンです。

かつてスコッチウイスキーの中心地でしたが、現在はほとんどの蒸留所が閉鎖され、人口も5千人に満たない小さな村になってしまいました。

その村はずれの小さな集落がマクリハニシュなのです。


そんな田舎にちゃんとしたホテルはあるのでしょうか。

調べてみるとコースのすぐ目の前にThe Ugadale Hotelというなかなか立派そうなホテルがあります。

大きなホテルではありませんが、温かみのある民宿のような感じでしょうか。

大都会を旅するよりも、ついつい田舎町にばかり目が行ってしまうのです。


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fujikawakiyoyuki
ゴルフギアに携わる仕事をしていますが、ゴルフの面白さ探しを趣味にしています。どうして多くの人がゴルフにはまっていくのでしょうか。それを研究しています。

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