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企画におけるコードとモード

人物の存在を記憶する、権力を誇示する、あるいはイメージを広げるといった、様々な役割を担ってきた「肖像」。彫刻や絵画をはじめ、各時代においてあらゆる表現が模索され、芸術のジャンルとして長い歴史を持ちながら、現代においてはスマートフォンやカメラといった機器の普及によって身近なものとなっている。こうした肖像は、古代より培われた上流階級の肖像表現のコード(決まった表現の仕方・表現上のルール)を踏襲しつつ、一方では各時代・地域・社会に特有のモード(流行)を反映しながら、じつに多様な展開を遂げてきた。コードは憲法、モードは流行。憲法記念日に企画への応用を考えてみたい。

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