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彼女の「変わりゆくニューヨーク」企画

ベレニス・アボット。彼女は、1935年、ニューヨーク市を記録するという企画を連邦芸術計画(FAP)に提案した。時は世界恐慌。FAPは、広告、グラフィック・デザイン、イラストレーション、写真の仕上げ工程、出版といった分野における失職したアーティストと労働者を支援するプログラムだった。写真集「変わりゆくニューヨーク」は当時の風景を巧みに切り取り、記録的な価値のみならず芸術性も認められ、今日でもわれわれに愛され続けている。再び、時は世界恐慌。この東京にも彼女の企画のようなものをつくろうではないか!

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