「ハウルの動く城」の音を紡ぐクリエイティブ・ルーティンの企て
久石譲の巻の続き。彼はジブリ映画「ハウルの動く城」の音楽を10日間で11曲も作曲した。それも三管編成のフルオーケストラだというのだから舌を巻く。どうしてこんな芸当ができたのだろうか?曲作りに集中するため小淵沢のスタジオに籠る。そして、朝10時の起床、散歩、ブランチからの仕事、夕方6時の夕食、深夜の0時まで仕事、それから晩酌。これを毎日、同じリズムで繰り返す。それも厳密に。一流の人がよくやっているクリエィティブ・ルーティン。持続的にハイパフォーマンスを出すために欠かせない儀式のようなものだ。リモートワーク時代に求められるセルフマネジメント。ひとりひとりが自分のクリエイティブ・ルーティンを企ててみるのも悪くない。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?