Fly with Pet 犬を連れての飛行機旅
ペットを連れて旅をする。しかも飛行機で。なぜ飛行機になったのか、そして空の旅とはどのような手順で進めるのか。実際の体験を書いてみたいと思う。
どうやって運ぶ?
ちょっと前に飛行機事故があり、乗客は全員無事だったが、貨物室に残されたペットは助けられなかった話があった。
自分たちと別の場所に預けるのは不安だったため、まず選択肢の中で飛行機は最終手段にしようとなった。
実際は駅までの移動も駅から自宅までの移動もあるが、ざっくりとした目安で。
出発地は博多駅
到着地は東京駅
家族で話し合い、いくつかの案が出された
①電車
【時間】新幹線と在来線乗り継ぎ含めて7時間
【メリット】ペットはケージから出さなければ座席まで連れて行く事ができ、足元に居られる。
②車
【時間】博多駅から東京駅まで13時間。さらにどのくらい加算されるが道路の混み具合次第
【メリット】自分の車だからケージから出しても良し。ベッドを持ち込んでもOK。途中の道の駅でドッグランにも立ち寄れる。
③飛行機
【時間】1時間15分
【メリット】速さは代え難い。しかし、貨物室でケージに入れられて、飼い主からは見えない場所。うーむ、大丈夫?
飛行機に乗るために選んだのは
元気いっぱい、8ヶ月の子犬。やはり移動時間は少なくしたい。しかし人と別の場所は不安だった。
結局、今回は飛行機でと言うことになった。しかも、人と一緒に機内に居られる飛行機。
そうなると選択肢はただ一つ。
スターフライヤーの「fly with pet 」と言うサービスを選ぶ。
これしかないだろう。親バカ飼い主と言われても良い。犬も家族と一緒。ならば機内へと言う選択肢しか選べなかった。
早速予約の電話をかける。そもそも、空きが無かったら乗せてもらえないわけで、早めの予約は必要だ。
運良くその日は、ペット用に2席空きがあると言う。早速予約は確保できた!これで一安心。
隣2席もしっかり確保し、家族みんなで飛行機に乗れるのは安心だなと思った。
しかし、料金50,000円。当日空港での支払いとのこと。背に腹はかえられぬとはいえ、人間は早割の18,000円よ(泣)
登乗する前に準備した事
機内に連れて行けるペットの大きさは「長さ50cm×横幅40cm×高さ40cm程度のケージに入る小型の犬と猫が対象」とある。小型で5キロのミニチュアシュナウザー。これは大丈夫。
用意したのは以下のもの
ペットを入れておくケージ。長さ50cm×横幅40cm×高さ40cm以内で
、シートベルトで座席に固定する為の取手がついていること
これは、普段からハウスとして使っているバッグ(Lサイズ)が、持ち運びもできて軽くて頑丈でサイズも良かった。
ほかには、各種ワクチン接種証明書(コピー可)と、ペット用おむつ。
ワクチン証明書は意外と忘れがちなので、早めに手配しておきたい。
そして、ペット用おむつ。うちの子はオスなので、マナーベルトだが、普段全くつけていなかったため、付けるのを嫌がった。
搭乗口でなんとか無理やりつけて、バッグに入れたが、大汗をかいた。早めに慣れさせた方が良いと思う。
機内での様子は
保安検査場で、一旦ケージから出し、飼い主が抱っこしてゲートを通る。その後も歩かせるのは禁止。水だけ飲ませたらまたすぐケージへ。
結束バンドを渡され、自分たちでロックした。ここまでする必要あるのかな?と思ったが、万が一外に出てしまわない対策なのだろう。
席はビニールで覆われた窓側の席。もう1匹の予約席は、結局ペットは乗って来なかった。騒がないように、朝にたっぷりの散歩と少なめのご飯は済ませてある。後は寝るだけ。
離陸や着陸、後方座席だったため、排気ガスの匂いがしたり、梅雨時の気圧が不安定だったため、酷く揺れた。
しかし、吠えることもなく、何なら私たちよりずっと落ち着いて、1時間15分を無事に乗り切った!
ようやく新居へ
実際に飛行機旅をしてみての感想としては、
○時間の速さは何物にも代え難い
○他の交通手段だったら、途中でやはり出費はあっただろう。50,000円の座席代もやむなし
○出発前からケージが自分の居場所と慣れさせるのは大切
○声をかけて顔が見られる安心感
○地上スタッフも、客室乗務員の方も気にかけてくれて親切だった
スターフライヤーでの空の旅。家族みんなで旅したい方にはおすすめです。
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