『不思議の国のアリス』のブラックジャックの進行④
ブラックジャックの進行の続きです。
幕間
第8章後半から第9章前半のクローケーの場面は『不思議』と『地下』で少し違いますが、『不思議』の方で説明していきます。
第8章後半
クローケー場のあちこちで頻繁に争いごとが起きています。pokerの象徴ですね。
クローケーの試合で球を打ったり、その場に留まったり、突然立ち上がったりするのは、hitやstayやstandという用語のあるブラックジャックの象徴ですね。
アリスが抱えた鳥が首を曲げてアリスの方を見る場面は、その形がアルファベットのJを示していますね。『地下』ではダチョウ、『不思議』ではフラミンゴですが、黒と赤ということで♤Jと♡Jなのかもしれません。
さらに、公爵夫人の家で登場したチェシャ猫が再登場します。
♤Kは既に1回使っていますからもう1度使うのはルール違反。
従ってチェシャ猫は罰せられるわけですが、処刑人の到着前に自ら消えてしまいます。
第9章前半
アリスが女王に話をしたことで、牢獄にいた公爵夫人が表れます。
しかし、調子に乗ってアリスにくっついたりしたので、1回使った♤Qをもう1度使おうとしているとみなされたのでしょう。
女王にきつく罰せられます。
公爵夫人、退場。
ルール違反者への女王の対応は、怖いように見えて実は正しかったというわけですね。
やがて他のカードがいなくなり、アリスとハートの王とハートの女王が残ります。
正確には、アリスが抱いたままのフラミンゴ(ダチョウ)もいるんですけどね。
(これは公爵夫人の台詞から分かります)
この場面は、ブラックジャックの最終局面を暗示しています。
律儀にヒントを出していたんですね。
フェアプレー(?)
クローケー場の一幕は、ブラックジャックの本戦とは関係ありませんでしたが、イカサマをしようとした1匹と1人が罰せられたことでルールが遵守されているのが分かりました。
それにしても、あのフラミンゴが予告混じりのヒントだったとは・・・。