ちゃんとゴミの分別していますか?
ケビンです。
日本に来て驚いたことの一つに、ゴミの分別があります。燃えるゴミと燃えないゴミ、そしてプラスチックにビン、カン、リサイクル用の紙のゴミに乾電池や危険物、そして粗大ゴミ。みんな別々にしなければならないので、慣れるのに数ヶ月かかりました。
日本人は几帳面に分別しているからとても感心します。リサイクルステーションのおじさん達はいつも優しく、どのゴミがどこに捨てればいいかを教えてくれます。こういう所、本当に日本は発達しているなと思います。
アメリカのゴミの分別
アメリカのゴミの分別はとても大雑把。燃えるゴミとリサイクルのゴミが基本。昔はそれさえなかったような気がします。
アメリカでは、大きなゴミ箱に要らなくなったものをポイと捨てます。食べ残した食事や、飲み残したドリンクもそのままゴミ箱に捨ててしまいます。ゴミ箱の容量が大きいから気にならないし、家の前にあるゴミ入れに入れておけば清掃業者が持って行ってくれます。場合によっては大きな家具もそのまま持って行ってくれます。
これは消費者や一般家庭の人にとっては分別する必要がないのでとても楽ではあります。でも限りある資源や環境のことを考えると、やっぱり分別することは大切ですね。
それでもリサイクルしている
ここ数年はアメリカでもリサイクルも増えてきましたね。けれども、リサイクルのゴミといっても、ほとんどのものが一つにまとめられます。ビンもカンもプラスチックもリサイクルのゴミにまとめられます。古紙は古紙ステーションなどがあり、そこに集めたりもできます。
僕のいた州ではどのゴミがリサイクルされて、どのゴミが燃えるゴミになるかを検索できるシステム "Recyclopedia" というサイトを持っています。
それでもリサイクルしている?
でも、一生懸命に分別をしようとしていても、いつも一つの疑問が残ります。
「ゴミを処理する人たちは、本当に分別したものを処理してくれているのかな?」
たまにゴミ処理業者が燃えるゴミとリサイクルのゴミを一緒にしてしまうということもあったりします。
また、リサイクルの考え方がまだまだしっかり浸透していないので、しっかりリサイクルしている人と全然していない人の差が明らかです。
そういう部分の教育もアメリカではとても重要です。
まとめ
アメリカと日本ではゴミの考え方自体が違うかもしれません。けれども環境を考えたリサイクルは少しずつ進歩しています。
日本のゴミ分別はとても細かく難しいですが、きれいな地球のためを考えると、少しでも努力しようと思いますね。
ありがとう。
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