【バット・グリップ特集②】SSKアイオミックとAlien Pros使ってみた感想
以前、グリップについて語ったのですが新しいグリップをいくつか使ってみたので追記レビューしてみようと思います!
ちなみに以前のグリップ特集記事はこちら。
SSK アイオミックを使ってみた感想
グリップは2,3か月程の間隔で取り換えるのでその都度市場をチェックしています。
とは言っても新しいものなんてそうそう出てこないんですけどね・・・
そんな中発見したのが老舗メーカーSSKが発表したグリップ!
とはいっても私、大体いつも木バット用のグリップを探しているので0.5 mm を求めています。
「どうせ0.5mmないんだろうな・・・」と思いながら見てみると・・・ある!!!!!
0.5mmなんてマニアックな仕様があるということは相当気合の入った新商品じゃないか!
と思い早速購入。
色んな意味で想像と違った
SSKさんの紹介ページにて一番最初に出てくる謳い文句が「吸い付くようなフィット感」。
今のグリップ界隈のトレンドでリザードスキンや、バルカングリップを筆頭としたフワフワ、モチモチした触り心地、使用感かと想像しました。
そうかそうか、SSKも流行りにのってきた訳ね!そりゃ楽しみじゃん!とワクワク。
しかし!
全然フワフワ、モチモチではありません笑
この点、野球YoutubeチャンネルトクさんTVにて的確に説明されています。
守備猿さんが「タイヤみたい」と表現しているのですが、まさにその通り。
ザラザラとした感じ。
なので手に吸い付く感じのグリップ力ではなくて、ザラザラ感で滑らない感じです。
慎重に巻くべし!
これまた上記の動画で守備猿さんが話していますがこのグリップ、慎重に巻かないと形が崩れてキレイに巻けません。
そしてその状態でバットを振ると速攻でグリップが傷みます笑(経験済)
私、いくつかの種類のグリップを自分で巻いてきていますが、しっかりと伸ばしながら巻いていくのが普通です。
むしろしっかりと引っ張りながら巻かないと寄れる、みたいな。
ところがこのグリップは反対です、割と緩めにだらーんとした状態で巻いていかないとダメです。
耐久性にめっちゃ期待していた
ぶっちゃけこのグリップは高いです。
まずリザードスキン(カモ柄)が1,500円未満(税込み)。
一方でアイオミックは2,200円です。
たけぇ・・・。
でも!
でも長く持つならコストパフォーマンスがいいはず!と信じて購入しました。
だってこれまた商品紹介ページで「高い耐久性」って書いてあるから・・・それに2,200円するし・・・
それに私は練習用のバットに巻くグリップを探していたのですが、練習用はとにかく耐久性勝負です、長く持ってくれることが一番大切。
でもダメでした。
私は毎朝置きティーしているのですが、2,3週間くらいでグリップの一部が剥がれてきました。
でも最初は自分の巻き方が悪かったと思ったんです。
だから買い直しました、また2,200円笑
今度はちゃんと緩く、丁寧に巻きました。
しかしまた2,3週間でアウト!
これは結構絶望しました、なによこれ・・・って。
アイオミックの総観
「0.5mmを木バットに巻いて、毎日20-30スイング」という使用方法だと2,3週でグリップが剥げてきました。
ですので私と似た目的、用途で使うことはお勧めしません。
すぐダメになります、しかも2,200円・・・。
ですが大半の人は試合用のバット用にグリップを探していると思うので、多分1.1mmでしょうし、使用頻度も少ないはず。
だとするともっと持つはず。
但しリザードスキンやバルカンのようなフワフワ、モチモチした質感ではありません。
むしろそれらのメーカーの感覚が嫌で「ザラザラした感触を求めているんだ!」という人には最高のグリップだと思います。
謎メーカー"Alien Pros"を見つけた
さてもう一つ紹介したいのが謎のメーカー"Alien Pros"。
SSKのアイオミックと違いトクさんTV等のメディア露出はゼロです。
まず安い
アイオミックの金額は何回も言っていますが2,200円。
他のメーカーも大体1,000円代です(私の感覚)。
ところがAlien Prosは送料込みでも890円(税込み)!
送料なければ630円らしいです・・・お店で見たことないけど・・・。
とりあえず安いですよね。
そしてなぜか0.5mmがある!
0.5mm必須の私ですがAlien Prosなぜか0.5mmがラインナップされています。
こんなマイナーな需要に応えてくれていることに感心して注文しました!
柄がなかなか奇抜
色々とサプライズ満載なAlien Prosですが柄が奇抜というか、他メーカーではなかなか見ない雰囲気です。
一部紹介するとこんな感じ。
なんかネーミングも面白いですね笑
とりあえず物は試しということで早速注文!
独特な使用感!
リザードスキンは「フワフワ、モチモチ」
アイオミックは「ザラザラ」
という使用感。
さぁAlien Prosの使用感はいかに・・・
100%私感で恐縮ですがAlien Prosの使用感は「ツルツル」です。
いや「ツルツル」って滑るじゃん!と言われると困るのですがビニール的な質感です。
絶縁テープが近いですかね・・・。
だけど「ツルツル」という質感の上に少しネチっとしたコーティングがされている感じで、もちろんグリップの役割はしっかりと果たしてくれます。
決して滑る訳ではありません、手袋しなくてもしっかりと振ることができます。
ちなみにクッション的な「フワフワ」という感覚は皆無です。
そもそも0.5 mmだと期待できませんが、1.1mmでもクッション的な質感はないだろうなという気がします、質感的に。
耐久性はいかに
一番のメリット、収穫でしたが今まで使ってきたグリップの中で一番の耐久性です。
半年くらい持ったはず・・・。
この安さでこれだけの期間持ってくれるので練習用バットには最適です。
安いのですぐボロボロになるんだろうなーと思っていましたが、今まで使ってきたグリップの中で一番の耐久性でした。
なのでとにかく耐久性を求める人にお勧めです!
Alien Prosの総観
「とにかく安くて長持ちする!」これが最大のメリットです。
なので私のように練習用のバットで長持ちするグリップを探している人には強烈にお勧めします!
大体0.5mmって耐久性がなくて、1,2か月持てば良い方でしたがこのグリップなら4,5か月は持ってくれます。
しかし。
試合用のバットには使いません。
というのもまず見た目が私的にはあまり好みではない笑
練習用としてはかまわないんですけどね、誰に見られる訳でもなく黙々と練習するだけですから。
それと質感ですね。
やっぱり試合用のバットはクッション性のあるフワフワっとしたグリップの方がテンション上がります。
試合用でもこの「ツル」っとした質感だとちょっとテンション下がるかもしれません笑
前から「練習用のバットは質感と見た目拘らないから安くて長持ちするやつないかな」と思っていたので、私のニーズにピッタリなものを見つけられてうれしいです!
グリップ特集第二弾まとめ
今回はSSKのアイオミックとAlien Prosを紹介しました!
アイオミックは私のニーズに合わなかったのですがAlien Prosはドンピシャ!という結果でした。
とはいえ私と違う目的の人のニーズにマッチする可能性は全然あるので、自分が求めている要素と照らし合わせながら参考にして頂けると幸いです。
とはいえアイオミック高すぎるんじゃないかなw
しばらくオフシーズンですが来シーズンに向けて皆さん新しいグリップについて考えてみてはいかがでしょうかー?
それではまた!
追記:
グリップ特集第一弾はこちら。