目を覚ます春が来る

春が来るまた涙する時が来る
 おじさんの火は燃え尽きたけど
目を開けるまた起き上がるその日まで
 愛を忘れることなどないと
口にする暖かい火が照らし出す
 ありふれた日々かけがえのない
その人がまた起き上がる時が来た
 見て私はねこんなに育ち
愛を知る身を粉にして働いた
 おじさんのこと知っているのは
私だけ今私には彼がいる
 よく喧嘩する彼が嫌いや
アイツやだなんて言うけど根は真面目
 来たこの春に成人をする
桜咲き私の心乱れるの
 桜は別れ別れは桜
時が来た春の終わりに恋をする
 桜は愛で愛は引き合う
重力に惹かれて出会う私たち
 愛に終わりは来ないけれども
この体人の命に終わりあり
 消えざるものはただ心なり。


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