ここ最近
季節の変わり目ということもあるけど、なんだかスッキリしない。天気もわたしの心も。
先週1週間、ツレはイマイチ調子がよくない。先々週は、計算もできたし、掃除を手伝ってくれたりともっとはっきりしてた。ところが先週は全般的に落ちてる感じ。金曜の夜は久しぶりにあまり寝れなかった様子で何度も起き上がって何処かへ行こうとしてたし、ほとんど一晩中、目を開けて天井を見て誰かと会話していた。
昨日はお天気も良かったので、午前中に息子を送りがてらアッパーウェストまでドライブし、家に戻り一息ついてからビーチに出かけてサンドイッチを食べた。夜ご飯は7時過ぎからで、ツレはもう目も開けてられなくて、でもご飯はしっかり食べてからすぐにベッドに直行。今お昼過ぎなんだけどまだ寝てる。
ツレが自分でどこか具合が悪いことをきちんと伝えられるといいのだけど、それができないから憶測するしかない。わたしの気持ちがスッキリしないのはこういうところに原因があるのかも。
ツレの世界とわたしの世界
ツレと一緒に時間を過ごすことが、なんだかザルで水をすくっていることと同じことのように思えてくる時もある。一緒に過ごしているこの時間を、彼は覚えていない。ただ気持ちよく過ごす、それ以上でもそれ以下でもないことに何か意味はあるんだろうかと考えてしまう。かといって、ナーシングホームで知らない人に囲まれて「患者の一人」として過ごすことが彼の人生の最後にふさわしいとも思えない。
彼が覚えているかどうかではなく、これはわたしが納得してるかどうかの問題だということはわかる。ツレの介護も、こう考えてみれば自己満足のためにしているのかもしれない。どうか最後まで、ちゃんと丁寧に1日を過ごし愛を込めて世話をされる、そんな人生を彼にあげたい。でもそれはわたしの思いで、今の彼の世界がどういうふうなのか、わたしにはわからない。
ようやくメディケイド!
今のわたしの生活は介護を中心に回っている。やっとメディケイドが承認されて、これから何時間介護サポートを受けられるかが決まるのだけど、この間やってきたケアマネージャーの話だと、最長1日24時間、週7日が承認される可能性もあるという。
まずは1日12時間からスタートして、必要になれば24時間に延長できるプログラムに応募する。ここまでの弁護士費用とケアマネ費用は、不動産名義におよそ2000ドル、プールドトラストとメディケイドの申請に7000ドル、わたしのトラストが多分3000ドルくらい必要。それにケアマネの3600ドル。全部で全部でおよそ1万5000ドルかかった。
でも、これでわたしに万が一のことがあってもツレは24時間サポートで自宅で介護してもらえる。介護に来てもらうのもナーシシングホームも大体1日500ドルかかる。1ヶ月で15000ドルかかるので、無駄な投資だとは思わない。
ロングタームケアが始まるまであと3ヶ月か4ヶ月くらいかかると思うけど、うまくいくとわたしの生活が帰ってくる。この5年、介護中心の生活だったから、わたしに自由時間ができるということにうまく馴染めない。どこへいくにも、彼も一緒に連れてってあげたいし、何を食べるのも一緒に分かち合いたい。でももうそれができない。わたしの心がスッキリ晴れないのはやっぱりそれが一番大きい理由なんだなぁ。いつかこの思いに折り合いがつけられる時はくるのだろうか、、、