40代オタ母同人活動備忘録16〜おたクラブさんで同人誌を作った話

こんにちは又は初めまして、はやもとです。今回は、おたクラブさんで印刷した同人誌について梱包から商品内容の感想について書きます。

商品の梱包状態

印刷会社名が印刷された段ボールが届きました。
おたクラブではなく、もう一つの大阪印刷株式会社表記なのが配慮を感じます。

段ボールの外観
開けると緩衝材が詰め込まれていました。

本の梱包はAmazonなどで見られるシュリンク包装です。10数冊ずつひとまとめになっています。

ぴっちりした梱包

商品の仕上がり

梱包の影響なのか、1冊だけ本の背の角が凹んでいたので、自分用の一冊として手元に残す事にしました。
厚紙を折り曲げたような跡は全冊に付いていたため、仕様のようです。
ちなみに表紙の紙はモダンクラフトという無印良品のノートの表紙みたいな紙で紙の質感を生かすはずでしたが、PP加工を間違えて発注した為、本の表面はツルツルしています。図書館の本みたいになりました。汚れに強そうなので、これはこれで良しとします。

端の凹みと折り線

クラフト紙にそのまま印刷すると色が沈む為、白印刷ありを選択しました。表紙イラストはここには載せませんが、データ通りの色味とはいかないものの綺麗に印刷していただき満足の行く仕上がりでした。
この白印刷の指定が不慣れな事もあり2回ほど入稿をやり直しました。一度お電話で問い合わせもさせていただきましたが、お忙しい中テキパキと対応して下さりありがたかったです。
文字は下地の紙に白文字の印刷にしましたが、データと違う状態になる可能性が高いとのご連絡をあらかじめいただきました。元データより細い書体になったものの、読むことは出来るので許容範囲内でした。

実際の本 角丸加工の料金追加が無かった為お願いしました。
元データは太字でした(実際は下地の色は透過状態で入稿します)

遊び紙は表紙と併せてクラフト系の紙で統一したくて、事務封筒などに使われるオリンパスという用紙にしました。追加料金無しで使えます。

右ページが表紙の裏面、左側が遊び紙です

モノクロより料金は上がりますが、色インクも比較的手頃な価格で使えます。今回は紺色のインクでお願いしました。昔よく購入していた一次創作ジャンルの作家さんが、青系のインクを良く使用していて黒より柔らかい雰囲気になるのが大好きだったので、いつか自分でも本文青インクの本を作りたいと思っていました。クリーム色のコミック紙に馴染んでとてもいい感じになり、ひとつ長年の夢が叶いました。しかもおたクラブさん、オンデマンド印刷にありがちなテカテカ感がほぼ無く、とても好みの仕上がりです。また利用したいと思います。

コミック紙(クリーム)に紺色インクの本文

今回の装丁の反省点としては、表紙が裏表繋がった絵柄でページ数も少なかったため、中綴じ印刷にした方が可愛い仕上がりになったのではと思いました。クラフト紙はあまりしならない用紙なので、その点でも大きく開く中綴じ向きかもしれません。しかし中綴じ印刷だと真ん中をホチキスで綴じるため4の倍数のページ数でしか作れません。原稿を作る際に注意が必要です。

以上になります。ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

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