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それ本当に成りたい自分?何を得たいのか、もう一度自分と確認してみてね

大切な子供達へ

やりたい事が色々あってもなかなかできない事ってあるよね。

忙しかったり、まとまった時間が取れなかったり。

ついきっかけを逃したりしてね。

人生は時間の積み重ねであり、昨日の自分が今日も自分を作っているんだ。

当然、明日の自分は今日の自分が作っているよね。

だから物事に着手できないって事は、明日の自分を作れないって事とも取れるよね。

実はなかなか忙しくて、なんて言っている間にあなた達の人生が終了してしまうって事だ。

では、なぜあなた達は新しい事に着手できないのかもう一度考えてみよう。

時間が無い、費用が必要、この2つが大きな理由となるのかな。

と、普通は思うよね。

でもね、実はあなた達を行動から遠ざけているのはそんな事ではないんだよ。

本当のできない理由はあなた達が「出来ない」と決意しているからだ。

あなた達自身が最初から「したいけどできない」と思っているからだ。

簡単に言うと、最初から実行に移す気が無いのと一緒なんだよ。

この様になかなか着手できない事柄があるとしたら、それは理想的な挑戦ではあるけれど、本当に自分がしたい欲求が生じているのかの確認が必要だよ。

その願望は、評価を受ける為の願望なのか、純粋に自分がやりたい事の願望なのか。

本当にしたい事「~したい」と言う純粋な望みならば、なにかしら行動を起こして実行しているハズだよ。

時間が無くても工夫して作っているし、費用が掛かるのであればどうにか用意しているハズだよね。

「したいけどできない」状態の多くは、理想的な挑戦の場合に見られるよ。

そこには「~しなくてはならない」と言った要素が働くからね。

最初から「しんどい」「無理かもしれない」と言った思いが隠れているって事だね。

「理想的な自分像」と「自身で成りたい自分像」を混同したらダメだよ。

「理想的な自分像」とは、社会に於いて誰もが認める立派な私だよね。

勿論、社会から認められる事もありがたい事だ。

でも他人の目を気にしている自分像なので、最初から積極的に追いかけてはダメだよ。

一生懸命にやった結果、周りから認められるのが評価、後から付いて来るのが評価だからね。

「したいけどできない」こう感じたら、それは本当にあなたが望んでいる希望なのか、理想的な「~であるべき」的な希望なのかを、見極めてみるんだよ。

常に自分が納得のいく自分像だけを意識すべきだよ。

俺も挑戦続けてるよ。


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ケロパパ | 社会で奮闘する子供達へ送る~破天荒親父の迷言集
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