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伝える事ではなく、伝わっている状態にする事が「伝達」の目的だよ

大切な子供達へ

仕事をしていると色々なミスが生じるよね。

特に相手とのコミュニケーションについてのミスは致命的だ。

そもそもどうして伝えたのに伝わっていないと言う不思議な事が起きるのか。

それは「伝えると」と「伝わる」は違うって事なんだ。

分かるかな?

「伝える」とはあなた達が発信していると言う事だ。

「伝わる」とは相手が理解していると言う事だね。

つまり、自分中心で伝えているだけで伝わっていないと言う事が生じているんだよ。

だから、要所要所で質問しながら伝えていくのが大切なんだ。

それでも伝わりが怪しい場合は次の事を丁寧に行うんだ。

先ずは、これまでの話した内容を繰り返す事だ。

こちらも伝え方が十分でなかった場合も有るから、もう一度おさらいをするって感じだね。

そして、要約して伝え直す事も大切だ。

話しのどの部分がポイントになるのか、何を一番伝えたいのかの整理になるね。

この確認を怠ると、後でとんでもないミスの発生に繋がってしまう危険性が大きくなるんだ。

こちらは伝えたつもり、相手は理解したつもりで時間が流れると言うのはビジネスでは最悪のケースだ。

最悪の場合、互いに相手のミスとして責任のなすりつけ合いとなってしまうよね。

伝え方と聞き方を知らないとビジネスでは生きていけないと言う事なんだよ。

実は聞き方も伝え方同様に大切だ。

相手が分かり易い話の構成をしてくれているとは限らないよね。

また、未知の専門用語を使って来るかもしれないし、主観的で抽象的な表現を多用して来るかも知れない。

そう言った時は、自分自身の言葉で受け取った話しの内容を表現し直して確認するんだ。

相手が伝達に長けたビジネスパーソンだとしても、聞き手の確認は必要だ。

たった数秒の確認をする事が大切なビジネスをスムースに進めると言う事だね。

言葉のキャッチボールでは例え相手が理解している様子でも、必ず伝わっているかの確認は必要だよ。

とにかく「はい」や「分かりました」、「なるほど」を連呼する相手は要注意だ。

自分の都合の良い様に受け取っているか、聞き流している場合が多いからだ。

具体的な例を挙げて言い換えたり、表現し直して伝達する事が効果的だよ。

言葉は便利だけど実は難しいツールだから、慎重に大切に活用するのがビジネスルールだよ。

ビジネスの場での伝達は主観的なニュアンスの表現は事故の元だよ。

とても基本的な事柄だから、今更言われなくとも大丈夫だと思うだろう。

でも、たった二人の間の意思疎通でさえ、実は綱渡り的な危うさはいつでも存在しているんだよ。

仕事上手は確認上手、事故を未然に防ぐ事は一番コストパフォーマンスに優れた対策だからね。

常に2重3重の確認をするつもりでコミュニケーションを意識するんだよ。

俺も挑戦続けてるよ。

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