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Uta

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戯言ポエム集です。
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堕ちて堕ちて 剥いで

堕ちて堕ちて 剥いで

落ちる

落ちる

堕ちて

堕ちて

もうこれ以上行けない

もう

穴掘るしかない

もう

もう
神様

ここらへんで
終わりにしたい

苦行は
疲れた

もう神様

ここらへんで
終わりにしてもいいかなぁ

終わりにしたら
来世もまた同じ学び

わかってはいるけれど

自分の闇が自分を襲う

「消えたい」

一筋の光を見つけて

自分のエゴを捨てる

エゴを一枚剥いで

一枚捨てて

剥ぐ

もっとみる
執着の手放し

執着の手放し

「逢いたい」

「キミに逢いたい」

だって

明日、死んでしまうかもしれないだろ?

だって、

不慮の事故で、
明日召されるかもしれないだろ?

「今、逢いたいんだ」

「今を、キミと、生きたいんだ」

焦っていた。

自分の終わりを意識していたから。

焦らなくても良かったのに。

そんな自分のエゴが
キミを苦しめた。

もう、逢えないかもしれない

二度と、逢えないかもしれない

でも

もっとみる
しっていることかえること

しっていることかえること

しってるよ

消える方がイタイって

しってるよ

消えなければならないりゆうがあったって

あなたとは次元が違うぐらい低レベルだけど、

自分も

消えたことあるから

だから

すべて

自分に返ってくる

同じように

自分に

ね。

あなたは自分を映す鏡

わたしが感じていることを

きっと
あなたも感じてた

苦しかったでしょう

この欠落は

まわりの人々への優しさに変えて

まわり

もっとみる
まあこんなもんかと

まあこんなもんかと

まあこんなもんかと。

自分の人生を笑う。

まあこんなもんかと。

悲しくても笑う。

まだ
ここにいろと?

そろそろ終わってもいいんじゃないかな。
もう終わりにしてもいいんじゃないかな。

『えへへ。』

そうやって、
泣きながら空を見て笑う。

まあこんなもんかと。

心で泣いて
顔は笑う。

心で泣いて
顔は笑う。

あの夏空

あの夏空

この夏の終わりの匂いに
まぎれて

僕の隠していた幻想が
溢れる

坂道を登りふと立ち止まる
振り返ったその時
キミがいない空
僕を狂わせる

あの花火を肩を寄せて

優しい河原に
ふたりで

ここにいるよ

あの日のまま

逢いたい ここで
今だけ

ああ僕がいたことを想い出してよ

ああ夏空 変わらずキミがいる

なくして

気付いたキミの重さを
この夏の空に投影して
僕はまた歩けるかな