意外と知らない日本における海賊版・コピー商品 ー(株)ピクシブにおける例をもとにー
時間が空いてしまったこと、どうかお許しください。
今回の話題は「コピー商品・海賊版・二次創作の有償販売」だ。
コピー品・海賊版商品をテレビで見たことがある人は多いだろう。
主にアジアの途上国の市場や問屋では高級ブランドのバッグ、服、スニーカーをはじめ、有名メーカーの家電や電話、さらにはおもちゃに至るまで、コピー品・海賊版商品を扱っている。(下記サイト参照)
「それは海外の話であって、日本は違うよ」なんて思っている人もいるが、残念ながら、日本でも起きていることなのだ。
それは、オリジナルの著作権を無視した「二次創作」のグッズが当たり前のように販売、流通されているのだ。
そもそも「二次創作」って何?という人もいるのではないかと思うため、説明すると、「元の著作者から何一つ許可を得ずに、勝手に著作物を使用することだ」。
著作者から許可なしにキャラクターなどの著作物をつかったマンガ(同人誌とよばれている)、ポストカード、キーホルダーやマスコットなどがインターネット上で販売されている。これが日本におけるコピー商品・海賊版である。
その主なサイトのひとつである(株)ピクシブが運営するサイト「Booth」を見ると、まさに海賊版商品の楽園ではないか。
念のため言っておくが、これら二次創作の販売は「著作権法」は勿論のこと、「不正競争防止法」に抵触する行為であり、法律的で禁止されている!
↓政府広報オンライン だから、私は買わない。模倣品・海賊版撲滅キャンペーンhttps://www.gov-online.go.jp/useful/article/200912/3.html
当然、これらの商品が仮に売れても、オリジナルの著作権を持つ権利者には一切収益が入ってこない。
本当にそのアニメ・漫画が好きなら、作者や版権を持つ企業を応援する意味でも、絶対に買わないで欲しい。
あなたが買わなければ、コピー品や海賊版はいつか廃れます。
推しのグッズが欲しいそこのあなた。遵守してくださいね。