他者承認と他者評価は違う
簡単に言ってしまえば、他者承認は自分から歩み寄ることで、他者評価は他者の見ている事実を受け取ることなのだと思います。
「他者」を「自己」に置き換えても考えることができます。
その場合、自己承認は受け容れることで、自己評価は成長できる点や修正すべき点を自分に問いかけること…と言えるのではないでしょうか?
他者承認が強くなると、他者評価を気にし過ぎてしまう…と考えるならば、私たちは、どちらも気にすることのない生き方を望むかもしれません。
しかし、現実には他者承認が強まると、他者評価は低くなるのが正常な他者との関わり方だと私は考えています。
「この人は、人の目を気にしているのだな…」
これは、適度な状態であれば大切な素養ですが、過度になれば欠点になります。
そのように正当な評価を下せる人間が周りにいるかいないかは、私たちの成長に大きく作用する事象だと思います。
ある意味では、どうにもできないことですが、自分が他者に対して正当な評価をしているかどうかが、関わっているようにも感じます。
つまり、他者評価は高いか低いか…という話の前に、そもそも正当に評価してくれる人と評価してもらえる関係性を築けているかどうか、そして、その評価を事実として受け止めてくれるはずだと、相手が私たちを信じてくれているかどうか、この二点が肝要だと私は感じています。
他者承認は、言い訳になりやすいモノかもしれませんが、他者評価は言い訳してはいけないモノであり、その点が違っているように思いますが、あなたはどう感じるでしょうか?
ということで、最後までお読みいただきありがとうございました。
今回の投稿は以上です。