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経験値を稼げば、レベルは上がり続けるものなのか⁉

私は「NO」だと思っています。

ゲームに「カンスト(カウンターストップ)」という概念があるように、私たちが日々の暮らしの中で得ることのできる経験値にも上限があると考えています。

そして、それは個人差があるものであり、場合によってはカンストによってレベルダウンともいえる状態に陥ってしまうのだとも思います。

なぜこのように考えるのか?

今回は人生の経験値を蓄積するとどうなるのか?について個人的見解を書いていこうと思います。

最後までお付き合いいただけると幸いです。

女性・成長・手に芽・ピンクのマニキュア

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人は成長し続ける。

これはある意味では正しいと思っています。

しかし、一つの専門的分野での成長という観点では、どこかで頭打ちになるときがくるのではないでしょうか?

個人的な考えですが、経験は経験という言葉のまま私たちに蓄積されていないと考えています。

ご飯を食べても、ご飯のまま体内に吸収されるわけではないですよね?

でんぷんから糖質に分解され、さらにブドウ糖などの微細な物質となるからこそ、体内に行き渡ります。

私は経験値も同様だと思うのです。

自信や価値観、成功と失敗の記憶などに分解され、感情や他の記憶や経験と化学反応を起こして、あらゆる形に変容して私たちの中に吸収されていきます。

ですが、専門分野のみに特化すると、やがて自信は過信に、価値観は固定観念に、成功も失敗も過去の記憶に過ぎなくなり、学ぶ姿勢を保てなくなり、成長は止まってしまうと思うのです。

もちろん、そこに個人差はありますが、一つの専門分野だけでは成長という細胞分裂に限界がきて、停滞・退化が始まるのではないかと感じています。

電球・ライトニング・稲妻・ガラス・投影・イノベーション

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例えば、ビジネスでよく聞く「イノベーション」をもっとも安易に引き起こそうとする場合、一つの技術やサービスとなるべく掛け離れた技術やサービスとの親和性を追求することが、独自性のあるアイデアに繋がります。

経験も、一見するとまったく関係性のない経験値の掛け合わせが、もっとも成長につながると私は考えているのです。

その好例は「挫折」です。

成功や達成ともっとも掛け離れた経験である「挫折」があることで、成功や達成という出来事に幅が生じ、成功や達成だけを経験した場合に比べ、自己効力感や自己肯定感を得られやすくなるのだと思います。

つまり、幅広い経験こそが成長し続けるには必要だということです。

レーダーチャートなどを想起してもらってもいいかもしれませんね。

一つの項目が最高点でも、総合的に得点を重ねなければレーダー分布は広がりません。

これは網羅的にビジネススキルを身につけている方が、スペシャリストよりも評価されやすく昇進しやすいというデータとリンクする話でもあります。

このように経験値とは、やみくもに稼げばいいのではなく、さまざまな分野に目を向けなければ、いつしか成長は止まり、ステレオタイプな人間となって狭い世界を生きるしかなくなるでしょう。

チューリップ・成長・光・青空・ピンク

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「自分はまだまだ成長できるのかな…」

そう思えるのならば、きっと成長できるはずです。

なぜならカンストしたのではないのですから…。

一つの分野を進むことは成長を感じやすい時期もあるでしょう。

しかし、やがて行き詰まることも出てくるのです。

自分という人間の可能性を自分で狭めることなく、拡張し続けることで成長する喜びを味わい続ける人生で在りたいものです。

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ということで、最後までお読みいただきありがとうございました。

今回の投稿は以上です。

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