「統計は国民の共有財産」
皆さんは、上記の総務省統計局のWebページを見たことがありますか?
ここには、「国勢調査」などの、様々なデータを閲覧することができます。今回のタイトルは、サイト内の言葉を引用してみました。
正直、国による調査は面倒ですよね。自分だけでなく家庭環境、社会的立場・経済的状況等のプライバシーに関わる事項を詳細に記入しないといけません。
「いったい何のためにこんなことしてるの?」
「税金の無駄」
「他にやることがあるだろう」
といったコトを思う方もいるでしょう。ですが、定期的な調査は今後も続きます。そのたびに文句を言って終わりにするのは、もったいないと思います。どうせなら、使い倒してやりましょう。
総務省統計局以外にも、国や自治体、あるいは企業が公開しているデータは数多く存在します。世界規模のデータもあります。
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ところで、noteでは、多くの方が良質な情報を発信しています。それらは、読んだ方の知識となり、気づきをもたらします。
個人的なイメージですが、これらの行動は、種を分け与えている行為だと感じます。
投稿活動によって、発信者から受信者に、知識や情報という「種(シード)」が手渡されます。この種は受信者が持ち帰って、好きなように扱えます。
庭や鉢に植えたりしてもいいですし、その後、水を与えるのも植えたまま放置するのも自由です。
あるいは、そのまま食してしまってもいいですし、捨ててしまってもいいのです(もっとも、これは発信者としては寂しい限りですが…)。
植えた種は、やがて芽吹き、花や果実を結ぶかもしれません。途中で枯れてしまうかもしれませんし、水を与えなくても、力強く成長するかもしれません。
食せば、体内で養分になるかもしれませんし、お腹を壊してしまうかもしれません。捨てた後、思い返して拾い直すかもしれませんし、別の誰かが落としたものと勘違いして届けてくれるかもしれません。
花や果実となっても、自分の好みではないかもしれませんし、かけがえのない贈り物になったと感謝するかもしれません。また、一人で愛でるかもしれませんし、誰かと共有するかもしれません。
そうして、あなたの手には、新たな種が残ります。
この新たな種は、再び植えてもいいですし、今度は、あなたが誰かに渡すこともできます。渡した種が、相手にとって素敵な贈り物になったら、とても素晴らしいですよね。
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話を戻しましょう。
調査に参加したということは、上記の例えを続けるなら、あなたの持っていた種を(不本意でも)国や自治体に贈ったということです。
せっかくなら、贈った種が、どのように扱われ、どんな花や果実を結んだか、見に行きませんか?
もしかしたら、そこには、別の新しい種が落ちているかもしれません。その種は、あなたにどんな時間をもたらすのでしょうね。
ということで、今回の投稿は以上です。