こんな能力もあったりする⁉失敗を挽回する「調整力」とは?
私は、仕事でよく失敗をします。
簡単に言えば、手段が目的になってしまうことがあるのです。
新らしくスタートさせる仕事というのは、いろいろな課題を手探りで見つけ出していかなければなりません。
よほどの経験者か、頭脳明晰な人でなければ、ピンポイントで課題解決の方策や長期的な視点によるリスクマネジメントは難しいのではないでしょうか?
つまりは、失敗することが前提…だと個人的には思ったりしていますが、これは甘えなのかもしれないとも思っています。
ともあれ、初手からクライアントの要求にドンピシャなアンサーを出すことは、今の私には難しいのが現実です。
では、そんな私が担当する仕事は頓挫するのか?とか評価が下がるか?と問われると、そんなことはないように感じています。
自分では、あまり考えたことがないのですが、最初にズレたアンサーを用意するという失敗の先に「潜在ニーズに調整していく」という過程があるように思うのです。
最初に100点を出せない代わりに、クライアントとともに少しずつ110点を作り上げていく。
そんな失敗もあるのではないか、ということです。
不出来な人間だからこその発想かもしれませんが、私は自分が最初から高い水準のアウトプットを出せる人間だとは思っていません。
何度もフィードバックを頂戴することで、ゴールに近づいていくしかないと考えています。
もちろん、叱責を受けることもありますし、期日は守らなければなりません。
ですが、面白いことに、何度も意見交換を行うことで信頼関係が生じるのでしょうか、相手側のニーズも意見交換を経て変化することがあります。
壁打ち、というのでしょうか。こちらがニーズに調整していく過程で、ニーズ自体が、より最適解に調整されていくような感覚…。
…語彙力が無くて申し訳ないのですが、自分と相手が相互に調整し、調整されることで、よりよいアンサーを作り上げていくことがあり、その発端が、実は「ニーズを満たしていない」という失敗から始まっている…ということなのです。
もっとも、自分の失敗をないモノにしようだとか、これが正解だとか、そのようなことを言いたいのではありません。
この記事で伝えたいのは、一つの失敗も時間軸で中長期的に考えれば、成功の糧になることもある、ということです。
失敗は嫌なモノです。
怒られるでしょうし、落ち込むでしょうし、自信を失うモノでもあります。
それでも、社会で生きていくには失敗していくしかないと私は考えています。
今日の失敗は、明日の成功への布石だと割り切って、生きてみてはいかがでしょうか?
ということで、最後までお読みいただきありがとうございました。
着地を失敗した記事かもしれませんが、きっと次は上手に着地できる…はず⁉(笑)
今回の投稿は以上です。
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