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買ってよかったBDFF2サントラ

私、ゲームを糧に今日も生きております。
その中でもゲーム音楽が好きで、気に入ったものがあればサントラを買ったりしているんです。
今回は買った中でこのサントラいいなぁと思ったものがあったので勝手ながらこのnoteで書いてみたいなと。

そのゲームの名は、BRAVELY DEFAULTⅡ
サントラは、BRAVELY DEFAULT II Original Soundtrack(初回生産限定盤)
です。

この曲のこのパートがよくて〜
というのも書きたくはあるんですが、今回は、そういうことではなく。

サントラを一通り聞くにあたって、
これは聴きごたえがあるなぁ、完成度高いなぁ、ありがたいなぁと感じた点を書こうかなと。
※かなりの主観と偏見を含みます。

書く内容には、すでに他のゲームタイトルのサントラで実践されてるものもあるかと思います。
ただ、私もこの世のサントラを買い漁る財力はないので・・・
その点はご了承をば。



1.2曲を連結して収録

最初にご紹介する点ですが、これが一番驚きでありがたいなと思いました。
このサントラでは、以下の2曲があります。
『戦いへと至る避けられぬ対立』
『星を授けられし者達との戦い』

本タイトルではこの2曲が、そのまま再生したときに途切れなく繋がるようになっています。

曲の背景を説明すると、
このゲームでは、主人公たちは、冒険をする中でアスタリスクを持った強敵たちと度々戦うことになります。いわばBOSSキャラ。
『戦いへと至る避けられぬ対立』は、その強敵と戦う直前の会話中に流れる曲。お互い臨戦態勢に入ってどっちが火ぶたを切るかという場面。
この会話シーンが終わり『星を授けられし者達との戦い』という戦闘曲にノンストップでつながります。

こういった演出ができる曲をインタラクティブミュージックといいます。(めちゃ雑な説明)
他にも色々なゲームで色々な演出があるので調べてみてください。

一般的に曲が発売されると、曲のアウトロの後、少し無音が入って次の曲につながったり、アウトロがない曲は最後にループして曲の頭に戻り、フェードアウトして次の曲につながったりします。
しかし、人によって曲のつながり方や形が変わるインタラクティブミュージックをサントラでどう収録するかはゲームタイトルによってまちまちで、いっそそれを聞くようのアプリを開発すればとか意見は以前見たような。

この2曲では、つなげて収録することでこの演出を疑似的に再現したのかなと。
実際、私はこの2曲を聞いたとき「つながってる!そうそう!この演出!」とテンション上がりました。
1曲目でひりつきや焦らしを感じつつそのまま2曲目で戦いの幕開けにつながるあの感覚を聞くたびに思い出します。

2.「覇道を征く魔剣」の位置

経験から書くことなんですが、とあるゲームのサントラでラスボス曲がサントラの序盤に収録されていたんです。
(有名タイトルなんで分かる人には分かるかも・・・)
個人的にはラスダン曲→イベントシーンの曲(あれば)→ラスボス曲の順で聞きたかったなと。ラスボス曲を飛ばして次の曲に行くもんですから少し肩透かしを食らったような・・・

ちゃんとこれには訳があって、このラスボス曲がストーリー序盤に一回流れるんですね。実は、私の認識が逆で序盤で流れたイベント曲がラスボスで使われた形だったんです。
ゲームのサントラで収録される曲の順番は、プレイヤーが最初に聞くことになる順になるのでそういった順番で収録されていた訳なんです。

本タイトルでも似た境遇の曲があります。それが、
『覇道を征く魔剣』
とある重要な敵との戦いで流れる曲で、ストーリー序盤で負けイベの時に流れます。
聞く順では、序盤にくるのでサントラでも序盤に収録されるのかと思いきや、ちゃんと決着をつける舞台であるダンジョン曲のあとで収録されています。
気持ちいい順番で曲が再生されるので気づいた時には「ありがたや~」と手を合わせている自分がいました。

正直なところ、あとから編集で曲順や曲のつながりを変えることはできるんですが、元の収録された順で楽しみたい気持ちが強いので、私の偏見によった部分ではあります。

3.Ver違いの曲をメドレー形式で

プレイ中に気に入ってはいたものの通常盤(調べた感じダウンロード盤も?)には収録されてない曲がありました。
『覇道の影で閃く審判~覇道の影に傅く亡霊~覇道の影を蠢く魔人』
※初回生産限定盤のみ収録されています。
ほか、初回生産限定盤では、ダンジョン曲などのバージョン違いが収録されていて、複数曲を1曲につなげてメドレー形式で聞けます。

通常版では、『覇道の影で閃く審判』のみ収録されていて、後の2曲がありませんでした。この3曲は敵陣幹部3人それぞれの戦闘曲で主な部分は一緒なんですが、ループ前の最後のメロディーが変わっています。
個人的に『覇道の影を蠢く魔人』のメロディーの怪奇さが好きで聞きたいと思っていたので、初回生産限定盤を購入。

一部メロディーが違うだけで、同じ組織で動く3人の思惑や雰囲気の違いが楽しめるお気に入りの一曲です。

できれば2ループずつ聞きたかったなぁとは思いましたが・・・

4.ラスボス曲の演出を収録

ラスボス曲『暗闇を見つめし瞳~暗闇に星を集めし者達』
どちらもラスボス曲で前半・後半の形をとっています。
曲自体めちゃくちゃ盛り上がって勝てる気しかしてこない名曲なんですが、特筆すべきは、この2曲の間

最後までゲームをプレイしていた人には分かるあの演出、あの感動を一曲の形の中で収録されています。
この曲を聴くたびにあの時のブレイブを押した一幕が湧き上がってきます。

効果音に近い演出なのでカットされてもおかしく無いなぁと思っていたので、実際聞いてみて少し驚きでした。

これは、実際にゲームをプレイしてサントラも買ってこの世界、物語に浸ってほしいです。


最後

総じて、ゲームで体験した何もかもがギュッとCD4枚に詰まったサントラになっていたのだと感じています。
ゲーム自体名作だと思いましたし、キャラごとの楽器やライトモチーフ云々、いろんな楽しみ方ができて、間違いなく買ってよかったサントラでした。


つたない文章ですが、書きたいことは、書けたかなと。
読んでいただきありがとうございました。