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2018年を振り返って痛感したこと
2018年を振り返ってみる。ぼくは勢いに任せてたくさん行動したつもりだった。しかし最終的に、圧倒的にじぶんに足りないものを見つけたのでここに書き残しておこうと思う。
簡潔にいこう。
ぼくに圧倒的に足りないのは、「経験」と「提案」だ。
ほんとうのほんとうに当たり前のことだけど、実現したい価値観があるのなら、それを語るだけではダメで、少しずつ経験を重ねていかなくてはならない。
そしてその価値観を実現するためにやりたいことがわかったのなら、そのための提案ができなくちゃいけない。
「やりたい」はとても大切だけど、じぶんの「やりたい」のための提案をしなくちゃいけない。
これはほんとうに、至極当たり前のことだ。
ぼくはずっと何かになりたいと思っていたし、そして行動すればその何とやらになれると思っていた。きっと何かはついてくると。しかしたいていのことは程なく程よくできるという運の良さに、全力でかまけていた。
そしたらあっという間に壁にぶつかって。このままじゃダメだと思ったはいいもののまだどこか甘いところがあって。「これくらいでいいや」のところに「一旦」という名目でたどり着いて夢だけを見る。
「すごいステージのこともちゃんとわかってんだぞ、ほんとうはそこを目指してんだぞ」と。
だけど勢いにのって小さく挑戦をするたびに気づいてしまうのだ。じぶんがこれまでいかに恵まれてきたのかということや、「すごいステージ」を見ているだけでは、じぶんの可能性が着実に削られていくだけだということに。
あ、ちょっとツライ。2018年はそんな年だった。
「あーーぼくにはなんにもないんやなあ」という、社会的な現在地に気づき続ける日々だった。まだまだ、過去と向き合えていなかったのだ。
*
今年言われた言葉で印象に残っているものがある。
「何か大きなことをやろうと思ったらダメだよ」
正直に言おう。ぼくはこの一言を言われた当初、「そりゃそうだ」とは思っていたが、それだけだったと思う。
「やりたい」のは良い。しかし、これまたほんとうのほんとうに当たり前のことだが、「やりたい」のなら、そのために「経験」を基にした「提案」を持たなくてはいけない。
これがちゃんとできていなかった。じぶんにできる、目の前の小さなことに取り掛かっていくということが、できていなかったのだ。結局大きなことばかり見てしまっていた。口だけになっていた。情けない。
そして2019年はこれを忘れずにいようと決めた。
じぶんの周囲にいてくれる人を楽しませる
それがすべてだ。大きなことを、考えない。うまくやることも、考えない。
大切だと感じている人を想って、小さな約束を守る。好きなことをやる。やりたいことに繋がっていく仕事を、とにかくやる。毎日これを、思い出す。
そういう約束を、じぶんと交わす。これだけは守り抜かなければならない。
結局ぼくのやりたいことというのは、どれだけ高尚な言葉を並べたとしても、「これオモロイやん、って言いたい」という一言に尽きる。
ぼくととてもいい関係を築いてくれている人たちは、別にぼくが何かすごいから仲良くしてくれているわけではない。ぼくという存在を、良い意味で楽しんでくれているのだと思う。
そういう気持ちの良い関係を築いてくれた人たちを、ちょっとずつでいいから、楽しませる。ぼくに必要なのはそういう経験で、その経験を基に、目の前の人に提案し続けていくのが良い。
可能性はどんどん削れていくだろうけど、ゼロにはならない。残ったものの中からじぶんで覚悟を決めて選んだものこそ、天職と言える気がする。
2019年はじぶんの周囲にいる人たちを楽しませます。これは約束です。
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