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ちゃんとしてる人の葛藤と理想

僕はかなり「ちゃんとしてる」性格です。言い換えると「完璧主義」です。

先日の投稿で書いた通り、性格診断の結果、僕は「誠実性」が非常に高く、とても真面目な性質を持っていることがわかりました。

それゆえ、仕事から身の回りのことまで、テキパキとこなすことができます。

けれど、そういった完璧主義は諸刃の剣でもあり、身の回りがきちんとしていないと、パフォーマンスを発揮しづらくなります。

部屋が汚れているとそれが気になってしまう。
タスクが積もっていると一気になにもかもやる気がなくなってしまう。

昔はこれが当たり前だと思っていたけれど、みんながみんなそのような性格ではないと知ってから、「これってとっても面倒な性格だよな」なんて思うようになり、少し悲しい気持ちになりました。

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僕の性格のうち、大きなものを占める「真面目」に関することは今までも何度も考えてきました。というより、こういったことを考えている時点でもう真面目なんだとも思います。

性格はすぐには変えられないから、今の自分を受け入れながら社会に適応していかなければなりません。僕はそこを悲観的に見ないようにしています。

この真面目さは日本人的な傾向でもあるので、あまり仕事をしないような外国人と仕事をするようになってから、この誠実すぎる性格は若干緩和されつつあります。けれど、やはり相対的に見ればまだまだ高いものです。

なので、考え方を変え、外国に来てからそれを強みにしてみようと思うようになりました。

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僕は昔から集中力は低い方です。物事に取り組む姿勢はあっても、実体が伴っていないことがよくあります。

勉強机に向かうことができても、机で勉強をせずに本を読んだり、居眠りをしたり。

そういったことの連続でした。

ただ、たまにとても夢中になる瞬間はあり、それがなんなのかを大人になるまでよくわかっていませんでした。今では、文章を書いている時(特にこのnoteがそう)、なにかデザインを考えている時、物事の解決策を考えている時など、ということを認知できるようになりました。

加えて、集中できる環境をつくることもしています。

環境というのは場所もそうだけれど、「気にしない」を実践してみる、ということです。

部屋が散らかっていても「気にしない」。
タスクが積もっていても「気にしない」。

やることリストなど、社会人の間で一般的に用いられるツールは、思っていた以上に有用で、僕もシンプルにタスクを羅列したものを使い、仕事も日常のタスクも一つ一つ潰しながら物事を進めるようになりました。

おかげで、「気にしない」を実践できつつあります。

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「ちゃんとしてる」性格の人にとって、「ちゃんとしてない」世の中はとても生きづらいものです。

この性格は人から評価されやすいものです。僕も昔から性格を褒めてもらったことが何度もあります。

ありがたいことではあるけれど、これで自分で満足して、問題の本質に向き合わずに何年も過ごしてしまったから、生きづらいと感じてしまっています。

だから、一旦そういった評価軸を無視してでも、自分の中での理想系を目指していく必要があると思います。

最後は自分が満足するためです。

性格を評価されるより、パフォーマンスを発揮した上で評価されたほうが満足度は高いでしょう。

まだまだ道半ば。

もちろん、今までの良いところを完全に無くすつもりはないけれど、でもそこまで細かく考えないようにしたいと思います。

こうした葛藤を経て、自分にとって生きやすい人生を歩んでいきたい。


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それでは、また明日お会いしましょう!

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