超訳 孫子の兵法(最後に勝つ人の絶対ルール)PART3
1,「五つの視点」で勝利のシミュレーション
一に曰く「道」
二に曰く「天」
三に曰く「地」
四に曰く「将」
五に曰く「法」
(人生の商社になるためには、「人生計画」のなかで自分が有利に戦える方法を考えることが重要である。
「道・天・地・将・法」の五つの視点で、勝利のシミュレーションを描くべし。)
「人生計画」を考えるときは、五つの視点で自分が有利に戦える方法を設定する必要があります。
孫子はこれを、「五事」とし「道・天・地・将・法」を挙げています。
1つ目「道」
10年、20年後先の自分をリアルにイメージすることを意味します。
これが、出来ていると思いと行動が一つになります。仕事も勉強も遊びも すべての行動が同じ目標を達成するためのものになっていく。
つまり、どんな行動をとっても、すべて一つの道が歩むがごとし、何もかも納得して行動ができるので憂いや、迷いがなくなります。
困難さえも喜んで受け入れられて気分的にとても愉快です。
2つ目「天」
「今の会社で社長になる」と決めたとしてもいつが抜けていると目標はぼんやりしてしまいます。
だから「2025年に社長になる」ときめてその時はどんな時代で、追い風はどのようなもので、それをどうやって活用するのか、時代の要請にこたえるために計画を練る。
考えている人と無い人とでは、格段に違います。
時代に合った方法で、追い風に乗って行うことで成功するのです。
3つ目「地」
自分が活躍するフィールドです。
どの分野で1流になるのか明確にする。
その時のポイント
自分に向いている分野であること
競争のないオンリーワンの分野であること。
世界的に広がりが展望できること。
そもそも、自分に向いていない分野で上手くいくわけがない
競争が激しいと頭角を現すのが難しい
狭い範囲でしか広がらない分野だと、今一つ面白くない
自分の得意分野でないと、非常にむなしくなる。
逆に考えると分かりやすい。
4つ目「将」
「現場の長がしっかりとしていなければ、目標は達成できません。」
信頼されていて、智謀があり、部下思い、勇気がある人。
5つ目「法」
己に勝つこと
人生計画における法とは自分自身を律すること。
勉強をしたり、お酒をやめたり律することで強い意志を持つこと。