個人の強みを活かし、みんなが気持ちよく働くスクラムチームを目指して
みなさん毎日気持ちよくお仕事できてますか?
mentoは「コーチングとテクノロジーの力によって日本の主観的ウェルビーイングを世界No.1に」というミッションを追っています
自分たち自身でもウェルビーイングには働くためにはどうするか?は日々考えています
今回はウェルビーイングに働くために行ったスクラム開発チームでの取組みと、その土台となった「傾聴と対話の文化」について紹介したいと思います
気持ちよく働きたいとは思いつつも気がついたらなんだか辛い状態で働いてしまっている、そんなチームやマネージャーのみなさんの参考になればと思います
なんかみんなウェルビーイングじゃないスクラムチーム
mentoのプロダクトチームはエンジニア、PdM、デザイナーを合わせて8人ほどのチームで開発しています
今まで大きな衝突や不満はないけれど、なんとなくみんながうまくいっていない感じがありました
例えば
毎回のスプリントゴールが達成されないことが多く、空気が澱みがち
目標や期限に対するストレスを感じているという声がちらほら聞こえる
各々がちょっとずつ「苦手なことをやっている」という感覚がある
などなど
とはいえ、各々が大人なメンバーなので、ストレスがあったり苦手なことをやっていても「仕事だから仕方ない」と踏ん張るような状況が続いていました
透明性や責任、コミットが大事にされるスクラムではどうしても「個人のやりたいこと」よりも「チームのベロシティ」が大事になってきてしまいます
けど本人がやりたいことをやれずストレスを抱えながら働いている状態って、本当は生産性に悪い影響があるのではないでしょうか?
それぞれがウェルビーイングな状態ってどんな状態?を知ったら目から鱗だった
そんななんだかうまくいっていない状況を変えるためにスクラムのリスタートを計画しました
まず手始めに、スクラムチームのメンバー全員にヒアリングをしてみました
ヒアリングではスクラムの改善点を聞くとともに、ウェルビーイングの向上を目指すmentoとして、以下のパーソナルな項目についてもヒアリングしました
楽しい・得意・気持ちよく働けるのはどんな時?
ストレスに感じる・苦手ことはどんな時?
すると、数ヶ月〜数年一緒に働いていたメンバー同士でも知らなかったことがたくさん出てきました。例えば
「調査系のタスクをやっている時がすごく楽しい」
「締め切りが近いとすごくストレスを感じる」
「細かい作業、実は苦手なんです」
etc…
ヒアリングしていた身からすると
「全然知らなかった…なぜ今までやらなかったんだ..!!」と感じ、ヒアリングをまとめてシェアを行いました(もちろんシェアには本人の許可をとりました)
「〇〇さんはこれ苦手だって言ってたけど巻き取りましょうか?」みたいなコミュニケーションが生まれた
ヒアリングシェアの場でも、意外にも知らなかったお互いの一面が見えたことによって明らかにチームの熱量や活気が上がりました
また、日常でも
「この調査系のタスクお願いできますか?代わりに別の実装をやらせてください!」
「スプリントゴールに強すぎるプレッシャーは感じていませんか?」
「この作業、結構大変ですよね?分担しませんか?」
のようなコミュニケーションが生まれました
これによって、お互いが得意なこと・苦手なことをパスし合いつつ、チーム全体として活気を持って気持ちよく働く方向に進めていると思います
とはいえ、一回のヒアリングでは聞ききれない部分もあります
お互いの理解をもっともっと深めるために、隔週のレトロスペクティブで「この2週間で楽しく没頭したこと・苦手でストレスを感じたこと」をそれぞれシェアするようにし始めていて、これも効果があると感じています
振り返って大事だった傾聴と対話の文化
自分の得意なことや苦手なことを伝えるのはベースの信頼関係がないと本音を話せないことも多いと思います
腹を割って話せるくらいに心理的安全な状態であるかどうかが、今回のような試みには重要だと振り返って思います
コーチングという傾聴と対話の手法をサービスとして提供している組織として、mentoには傾聴と対話を強く重視する文化があります
mentoの全社員がプロのコーチからコーチングを受けていますし、その半数はコーチとしての資格も持っています
コーチングでの「傾聴と対話の経験」があるからこそ、みんながお互いに心理的に安全な文化が作れていると思います
ウェルビーイングに働くための相互理解や、傾聴できる文化づくりをしたい方はぜひまずコーチングで「傾聴される経験」をしてみてはいかがでしょうか?
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