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コミュニケーションが「目的化」する時代へ

最初に最所さんのこのnoteのタイトルだけを見たとき、あまりパッと意味をつかみきれなかったのですが。

>仕事はコミュニケーションになっていく


実際に中を読んでみて『あっ、最近ぼくも感じてたことだ!』と思いました。

特に序盤のこの箇所を読んで、そう!そう!なんだよと。

そして最近フリーランスとして働く中でもうひとつ気づいたのは、

私の仕事の大半はコミュニケーションに費やされているのではないか

ということだ。

私は曜日関係なく働いたり遊んだりしているのだけど、それでもやはり平日の方が圧倒的に忙しい。
フリーランスでも結局は世の中のカレンダーにあわせて働かざるをえないし、シフト仕事以外は自然と土日休みの働き方になっているのではないかと思う。
その理由として、土日は仕事のコミュニケーションが格段に減るということがあげられる。
平日は常にあちこちから連絡がくるが、土日はまったくと言っていいほど仕事の連絡はこない。強いて言えばフリーランス同士だとたまにやりとりすることもあるけれど、世の中が仕事モードではないので結局進められる範囲に限界があったりして、些細な確認くらいに留まることが多い。
なので文章を書いたりデザインを作ったり、集中が必要な仕事をしている人たちは仕事の連絡が来ない土日に一気に仕上げてしまったりする。
逆に言えば、コミュニケーションが必要な仕事を土日に進めることは難しい。


ぼくもいま、実質的にはほぼフリーランス的な働き方でさせてもらってて、最初は

『フリーランスの醍醐味といえば平日に遊んで土日に仕事することっしょ!就業時間が決められていないのがフリーランスの魅力。平日はどこのお店も空いている』

と思ってたんですが、意外と生活リズムは会社員の方々と同じです。


フリーランス的に動いてることのメリットをあんまり享受できてないな―と思ってたんですが、上の最所さんのnoteを読んで、まあそれは当たり前っちゃ当たり前なのか、と思うようになりました。

結局、フリーランスも一緒に働く人の大半は会社員だからです。


例えば、ぼくはいまライターとして活動していて、メインの業務は記事を書いたり写真を選定したりすることですが、前後の日程調整や企画の相談、記事修正や公開日時の調整は、すべて相手ありきの話です。

そうなると、当然進捗があるのは平日の、しかも日中という限られた時間になります。

『ここの確認がとれれば、週末の間にこっちで進められるのになー』とこれまで何度か思うことがあったんですが、考えてみればそりゃそうかと。


あと、最所さんのnoteのタイトルにもある通り、今後はこうして『誰かとコミュニケーションを取ること』の比率が大きくなっていくと、ぼくも思います。

そして、行き着くところはいまはまだコミュニケーションが『手段』にとどまっている側面も大きいですが、最終的にはコミュニケーション自体が『目的化』していくのではないのでしょうか。

この現象が、よく言われる『仕事と遊びの境目がなくなっていく』だったり、『機械にできる仕事は機械に任せて、人は人がやるべき仕事をするようになる』だったりの正体なのだと思います。


フリーランス的に動いているのに、結局平日休日のリズムができてしまっていたのは、仕事の大半がコミュニケーションに割かれていて、今後はその流れが加速していくんだろうなというお話でした。


※ちなみにぼくはいま、基本的には兵庫県で大学に通いつつリモートで記事を書いていて、月に1回くらい東京に行ってめっちゃインタビューさせてもらうっていう生活をしてます。

いまの内定先に入社した当時のnoteを下記に貼っておくので、はじめましての方はこちらのnoteをぜひ!



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藤本 健太郎 / 編集者
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