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Twitterとnoteをうまく使いこなしたい

いちばんきれいなかたちは、「Twitterでふと思いついたことをつぶやいてみる→反応をよかったものをnoteで詳細に書く」というものだと思う。

これができれば理想なんだけど、どうもぼくは、1回書くと、満足してしまう。

Twitterで1度書いたものを、noteで詳細に書こうとすると、「え、この件についてはさっきTwitterでまとめて解決済みじゃん」となってしまう。

逆に、最初にnoteでまとめた内容の、重要な部分だけを抽出&再編集してTwitterでつぶやくのもないことはないと思うけど、「あまり生産性がないな」と思ってしまうじぶんがいる。

これはたぶん、ぼくにとってのいちばんの目的が「思考」で、書くことはその整理の手段のひとつでしかないからなんだろうなと思う。

だから、アウトプットの場がTwitterであれnoteであれ、書く過程でじぶんのなかではその思考についてはいったん完結してしまっているから、もういっかい違う場所でアウトプットする動機が起きない。

つまり、「思考」とその先にある「伝える」ことが、目的として重きが置かれてないんだろうなと。

我ながら、なんとも冷たいやつだなと思う。

でも世の中の仕組みとして、ちゃんと他者に貢献(=この文脈では、じぶんの考たことをわかりやすく他者にも共有すること)して信用を獲得したひとが、どんどんと挑戦の機会を得られる。

だからぼく自身、「思考→アウトプット→伝える」の一連の流れで、もう少し伝えるドリブンにする必要があるなとは感じている。

たとえば「伝えるドリブン」とは、こういうことだ。

これがもし「思考ドリブン」だと、「8割も既知の内容を書いてたまるか!おれは10割あたらしいことを書いて頭の整理をしたいんや!」となる。

すると、大多数のひとにとってはわけのわからない、こういうツイートをする羽目になる。

いま、ぼくはまだTwitterやnoteを「じぶんの思考の保管場所」のような使い方をしていて、ほとんど「伝える」ことには最適化されていない。

ただ、ぼくは哲学者や思想家になりたいのではなく、あくまでもビジネスの最前線で手を動かしながら、価値を創出していきたい。

そのためには、やっぱりじぶんの考えが伝わるやり方で、届けるべきひとに届ける必要がある。

そうやって、世の中からの信用を獲得していく必要がある。

と、今日ちらっと見かけた上記のえとみほさんのツイートで、改めて思った。

ただ、本来は手段であるべきはずのことが目的化している事象は、これからのAI時代における「必要な無駄」だ。

だから、「思考>伝える」という優先順位は、据え置きでいくつもりやけどな!


★順番はそのままで、もっともっと考えて、もっともっとその伝え方を工夫していくということ


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藤本 健太郎 / 編集者
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