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PRの本質は、事業開発から情報発信までの一気通貫

昨日、『月に2本以上プレスリリースを出すと決めて続けてたら』というテーマで書かれてたnoteを読んだ感想を書いたんですが、


そのnoteを書いた方が、フルリモートどうやって会社のPR領域に携わったのかというnoteも書いていて、ぼくもいま似たような状況にあるので、こちらも参考になりました。


上のnoteを読んで特に思ったことは、『リモートでやってる分、社内チャットの情報にアンテナを張り巡らせることの重要性』と、『PRの本質は情報発信じゃなくて事業開発。というか事業開発からの情報発信』だなということです。

まずは『リモートでやってる分、社内チャットの情報にアンテナを張り巡らせることの重要性』について。

即レスって、仕事においてまあ基本的に良しとされてることですが、上のばっきーさんという方のnoteでは具体的なメリットまで深ぼっていて、読みながら『たしかにその点が大事だな』とうなずいていました。

下記、特にうなずいていた箇所の引用。

社内のSlack上で起こることは出来る限り拾いまくろうときました。即レスで。(中略)感覚的には、パス回しを早くする…みたいな話なのですが、自分がパス回しを早くする人として動いてると、手っ取り早く社内の情報の流れを掴みやすいと気づきました。PRをやってく上で、チームとかを横断して、社内の情報を把握するって重要なことだと思ってますし、社内でコミュニケーションのズレが生まれやすそうなとこも早めに把握できます。

ぼくも社内のチャットに(もちろんクライアントにも)即レスすることは、ものすごく心がけています。

即レスだけじゃなくて、反応しても反応しなくてもどっちでもいいようなゆるめな投稿にもできる限り反応するようにしたり、社内のメンバーが書いてる日報にもできるだけコメントするようにしています。

やっぱり、直接顔を合わせてコミュニケーションをとれない分、チャットや日報を通してのコミュニケーションが命なので、そこは他の社内メンバーよりも注力しようと思っています。

あと、直接のコミュニケーションではないですけど、会社やメンバーの動きを知る意味で、会社の共有カレンダーもできる限りチェックするようにしていて。

誰がどこにアポへ行っていて、誰と誰がどういう題目でMTGしてるのかを確認するだけでも、けっこうな情報を得ることができます。

ありきたりな言い方ですけど、『リモートでできない理由を探す』のではなくて、『リモートでどうやったらできるか』の思考回路で物事を考えることの大事さを、上のnoteを読んで改めて感じました。


次は2つ目の『PRの本質は情報発信じゃなくて事業開発。というか事業開発からの情報発信』について。

PRって、広報とかプロモーションとかとも混同されがちなんですが、パブリック・リレーションズである以上、情報発信をひとつの工程に過ぎません。

上のばっきーさんのnote中にあった

PRに活かせる情報を待つのもイケてない気がするし、情報だけ作っても根本的な解決にはならなそう…。

という言葉はまさにそのとおりだ!と思いました。

と思ったものの、現状でぼくはまだ情報発信の端くれにしか関われていないので、これは今後ぼくがもっと信頼を勝ち得て、事業の上流から関われるようにしないといけません。


というのも、PRってぼくの解釈としてはやっぱり『どんな情報を発信するか』ではなくて『どんな会社であるか』なので、そこからひとつずつ階段を下りていって、『じゃあどんな人事設計にするか』とか『どんなプロダクトを作るか』とかっていうのがあって、最後の出口のひとつとして『どうやって情報発信するか』があります。

だから、本当の意味でPRに関わるなら、ちゃんと設計段階から絡まないとなと。

いまはまだそろってる材料をどう調理するかという段階なので、そもそもどんな材料を集めるのか、という段階から関われるようにする必要があります。

これはもう、積み重ねでしかないですね。


ということで、いまぼくは兵庫県から東京の企業のPR(というか実態はまだ広報のごく一部)をやっていて、『PRや広報って、本来は社長と同じくらいの解像度で会社のことについて知ってなきゃいけないのに、リモートでやってていいのかな』という思いがないことはなかったんです。

しかし、実際に熊本から東京の企業のPRをやって、しかもめちゃくちゃ成果を出してる事例にこうやって出合ってしまったので、『どうやったらできるか』『何ができるか』の思考で、これからもっともっと存在感と価値を出していこうと思いました。

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藤本 健太郎 / 編集者
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