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サウナは儲からない?
なにやら年明けから芸能系の奥様のいるサウナや温浴関係の会社さんの影響で、
「サウナってもうブームも終わって、ヤバイの?」
そんな事をよく聞かれます。
好きと仕事は異なる
2017年くらいから「サウナブーム」というワードがネットでも見かける事が多くなり、2019年にはドラマの影響などで本格的に「サウナブーム」という検索キーワードがトレンドにあがりました。
その後、コロナ渦になりサウナ施設の営業自粛などでブームも終わるのかと思いきや、逆に旅行に行くことができない状況でストレス発散、意識高い系の人々がデジタルデトックスや一種の「瞑想」の1つとして「サウナ」を意識し始めさらに「サウナブーム」は続きました。
同じくコロナ渦で人気になった「キャンプブーム」は2024年には終了したのですが、思っているほど「サウナブーム」というのは本当にあったのでしょうか??
サウナが好きで仕事にしました!サウナが好きで施設作りました!
こういうお話をけっこう当時聞いたのですが2025年に入って倒産や廃業したという話もよく聞きます。
好きだから仕事にしたい。
これはすごく素敵な事なんですが、みんな可能ならそうしたいですよね?
20代の頃音楽が好きで音楽を仕事にしたい!と思って実際に仕事にした結果、好きな事が「嫌いな事」になる事も僕は経験した事があります。
だからこそ、好きだけでは仕事にはしない方が良いかなぁ。と考えてます。
サウナは儲かるの?
これはよく聞かれる質問ですが、正直に言うと日本という小さい国の中でかつ温浴業界というのはあまり儲かる仕事とは思いません。
今はネット産業はもとより、インバウンド向けの仕事や世界に向けるなら日本のエンタメも儲かる仕事かもしれませんし、相変わらずYouTuberという職種も夢があると思います。
エンタメという中で考えるとサウナなんてもうミクロの世界で、市場としてはかなりニッチだと思います。
それはキャンプなどと比べてもかなり小さいマスです。
そこにサウナブームという形でレッドオーシャンとなってしまった結果。
サウナハットはどこでも販売しているし、個室サウナは主要な駅にはあるし、サウナ専用施設もバンバン建設されるし、アウフギーサーという業種の人口も増える。
日本のサウナという考え方としてはとても良いことなのですが、需要として考えた時に供給側が思うほどの需要があるのかは疑問です。
サウナを文化に
僕の考えは簡単で、「サウナ」をせめて今の「音楽業界」くらいの規模にできないか、世界に日本のサウナを広める事はできないか?
それだけです。
もちろん、サウナは大好きですがそれ以上に日本の「サウナ」の面白さを多くの人に知ってもらいたい。
その思いが一番強いです。
サウナグッズはその一環です。
はじめて「サウナ」を楽しんでもらえる人にも安価ですぐに手に入るものをできる限り作りたい。