叫んでもいい。
旅に出ている時に普段では考えられないくらい「叫んだ」。車が僕の横を大きな音をたてながら通り過ぎる時、誰もいない田舎道を歩く時、暗い夜道で心細くなった時、喉が壊れるくらい大きな声で叫んだ。
叫ぶとスッキリするわけでもないし、気持ちよくなるわけでもないし、安心するわけでもないのだけど、叫びたくなるから、叫んだ。
ああああ゛!!!!!と叫んだり
うおおお!!!!!!と叫んだり、
もういやだ!!!!!と叫んだりした。
日常生活で叫びたくなることはたくさんある。だけど叫ばないでしょう。我慢するでしょう。
変な人に思われるし、人に迷惑もかかるし。
でもたまには叫んでもいいと思う。叫んだって何も変わらないけれど。