ブラジル先住民の椅子。
たぶんぼくは大昔のまだなにもなかった時代になにかしらの「答えみたいなもの」があると考えているのかもしれない。
目の前には森や川が広がっていて、数キロ先には獣や虫やあるいは別の人間がうじゃうじゃいるようなそういう世界で生きた人々がなにを考えたのか、どうやって生きてきたのか、そういうことを知ると、僕にも何かが分かるのかもしれない、と。
でも学者さんや、考古学者さんのようにそのことに人生を捧げる覚悟はない。ただ僕なりの考えを持ちたいだけだ。ちょうど不揃いなパーツで積み木を組み立て