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-年末のご挨拶- 「最適ワークス」のARRが1億円を超えました!

こんにちは、スカイディスクの後藤です。
12月23日にリリースを出したのですが、当社のSaaS事業部が提供するAIxSaaS生産スケジューラ「最適ワークス」が、正式版リリースから8カ月でARR1億円を突破しました!!SaaSサービスとして一つのマイルストーンを年内に超えられたことは、我々にとって本当に嬉しい出来事です。

製造ラインオペレーションのDX化に取り組む意義

製造業のDXを支援していく立場から良く感じるのですが、製造業の現場、つまり製造ライン上のデジタル活用は比較的進んでいて、FAの活用も含め自動化が進んでいる感覚があります。その一方で、その機械を今日どう動かすべきか、といった、製造ラインのオペレーション、特に生産計画立案領域については、複雑なエクセルを使いこなす、熟練の生産計画立案者の経験に支えられて運用がなされていることが多くあります。

その結果として、生産計画立案者が休暇に入ったり、退職したりするとそのラインのアウトプットが著しく落ち込んだりすることもザラにあります。また、同じような熟練の生産計画立案者を育成するには、数年単位で時間がかかることになります。生産計画立案領域のDX化は、製造業の生産性を改善し、事業を持続的に成長させていくためには、あるいは工場の自律稼働を実現していく観点からは、避けられない課題といっても過言ではないでしょう。

「最適ワークス」は、生産計画立案者の頭の中にある、生産計画立案上の制約条件の可視化を支援し、その上で独自開発のAIを活用して最適な生産計画の立案を支援するSaaSサービスです。(制約条件の可視化とは、例えば設備AとBは同時に稼働できない、CさんとDさんは火曜日お休み、などといった、生産スケジュールを組んでいく上で通常考慮されている条件を言語化し、データ上で整理していくプロセスのことです)

制作条件の可視化を行っていくフェーズは、数か月かかる事もあります。この様に時間がかかるサービスであるにも関わらず、導入を検討したいという声を沢山いただいている事実自体が、我々のプロダクトがニーズに合致したサービスであるという自信につながっています。

「最適ワークス」のこれから

新規サービスの立上げは、経験則上いつでも当初思ったよりも時間がかかるものです。「最適ワークス」もご多聞に漏れず、DXソリューション事業で受注した生産計画立案案件のスクラッチ開発とSaaSサービスの着想から始まり、コンセプト設計、プロトタイピングからベータ版のパイロット展開、そして正式版のリリースまで、チームとして沢山の失敗をし、ちょっと遠回りをしたりしながら、その中から得た学びを積み上げてここまでやってきました。

ここからもまだサービスとしてつまづく事はあると思います。それでも、そこに解消すべき課題があるという事実は変わりませんし、このサービスが浸透していくことが日本の製造業の生産性を底上げに貢献する、という事実が揺らぐものでもありません。これまでも、また、ここからも、我々は自信を持ってこのサービスを成長させていきます。

来年はスカイディスク、そして「最適ワークス」ともに更なる成長と、製造業の課題解決に向けて全力を尽くしてまいります。

今後ともスカイディスクをよろしくお願いいたします!

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