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カスタマーサポートでございます。

3年前にミラノで壊れたBRIEFINGのリュックを、修理に出した。

ミルスペックに準拠した屈強性とタウンユースを考慮した収納性、適度に男っぽさが薫るデザイン性を兼ね備えた『ブリーフィング』のバッグは大人の定番品。

どこかにウェブサイトにあった紹介文を、まま貼り付けてみる。ファッションには疎い自分でも、このプロダクトがいかに優れているかは知っている。

ミルスペックに準拠した屈強性に魅力を感じ購入したが、出張先のミラノで突然メインファスナが壊れた。不良でもなんでもなく、単純に自分が無理矢理荷物を詰め込みすぎたからだ。しかも単行本を8冊もブチこんでいたからだw

記憶が定かではないが、どうやら道中はなんとかやり過ごし、帰国してからはタンスの肥やしになっていた。確か購入した楽天のお店に修理見積もりをしたら若干驚きを隠せない価格で返信があり、怖気ついたのだった。

4月からの新年度新学期にあたり、自宅の2fの諸々のお部屋を奥様(あえて敬称)と大掃除。その際に、件のリュックが出てきて、せっかくだからとメーカに見積もり依頼をしてみた。

すると、前回の見積もりよりも遥かに安い数字が提示され、そのまま修理にお願いすることに。商品を送付し数日後に正確な見積もり連絡があり(そこでさらに数百円安くなっておりラッキィだと喜ぶ)、正式に依頼。

そして先週に、無事に修理を終えたリュックが到着。なんとピカピカに磨き上げられまるで新品と交換してくれたかのよう。当然といえば当然かもしれないが、やはりすごく嬉しいものである。

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そしてカスタマーサポートに御礼のメイルを送ったら、下記のお返事を頂戴した。

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送信された方のパーソナリティを感じさせることは少ないが、それでも生身の人間から返信されたことは確かに伝わってくる。ブランドってこういうことなんだろうなと、改めて痛感してしまう。

仕事柄、企業のSNS運用の相談を受けることがあるが、彼らが常々口にするのは「コメントの対応について」だったりする。実に様々な消費者がおり、なかには良くも悪くも粘着質な人がいる。

業務上に充当できる人的リソースは有限であることは言わずもがなだが、始める前から「コメントはスルーしたい」なんて言われると、とても複雑な気持ちになる。

相手に合わせて「そうですよねぇ」なんて無難な受け答えをしつつも、それってビジネス、いや「商い」として正しいのかなと毎度懐疑的になる。画面越しとはいえ、生身の人間がそこにいるのに、対話を放棄してお互いに良いことがあるのだろうか...。

とまぁ、このあたりの話題はまたしても居酒屋の親父の説教、愚痴みたいになるのでやめておきましょう、とにかくブリーフィングという会社は心温まるやりとりを厭わない人達がいる、ということでした。ではまた明日に。


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出羽健太郎
読書好きが高じて書くことも好きになりました。Instagramのアカウントは、kentaro7826 です。引き続きよろしくお願い申し上げます。