紙コップ花火の作り方①導入編

今日は新教材「紙コップ花火の作り方」についてです。

【前作と変更点】
紙コップ花火の作り方は馬のおもちゃの作り方から変わった教材になります。前作と違うところは、挿絵の枚数が増えたところ、実際に作るとうまくいくことが挙げられます。馬のおもちゃの作り方では、作ると意外とうまくいかないこともありました・・笑

紙コップ花火の作り方は馬もおもちゃと違い、作りやすいなという印象を受けました。また、前作と違うところでは、挿絵の枚数(写真の枚数)が増えていました。これは、写真の効果というのもあるのだろうか。

【単元計画 1時間目〜4時間目】
 単元の導入では次の通りだ。
1時間目:初発の感想を書く
2時間目:音読練習をする
3・4時間目:説明文を読みながら、紙コップ花火を作る

実際の学習はこのような流れで行った。予定通りといえば、予定通りであるが、ここまでは子どもたちの声も上がると感じていた。そのため、このような計画を立てた。

【1時間目】
1時間目は題名読み、題名から本文の予測、初発の感想を書くという流れである。
題名読みでは、
・作り方の説明  ・小さいコップもあるのかな?
・切って作るかな ・説明文
という事が出た。題名から想像しやすいのは、やはり作り方かなと思っていたが、その通りだなと。そこから本文を読みました。
範読をしながら、読めない字があればふりがなを振ったりとしてきた。
 初発の感想を書くときは、
私は(僕は)〇〇が面白いと思いました。
理由は、〇〇だからです。
という型を示した。早く書き終わった児童には、二つの指示を。
一つは友達の読み、感想を書くこと
二つ目は書いた中で1番いいたいところを赤で線を引く
この二つのことに取り組んだ。この取り組みはXで、森岡先生のツイートから実践させて頂いたことです。
感想を見ていると、面白いや楽しいなどの内容に関することと、1段落の紹介は長々といらないことや、7段落は反対に短すぎて、楽しさが伝わらないという意見も書かれていた。児童の中には、批評的に見る力もついているのかなと感じた。

【3•4時間目】
この時間は本文を見ながら、紙コップ花火を作った。ただ、作る時に気をつけたのは、図工の時間にならないこと。つまり、きちんと、本文と向き合うことを求めた。
「教科書を見て作ること」
「教科書にはなんで書いてあるかな」
その言葉をかけていった。ときには、
「友達にも聞いてみたかな」と、子どもと子どもをつなぐ声かけもおこなってきた。
その中で、子どもたちは、谷おり、山おりを考えていた。しょはつのかんそうではわかると言っていた児童も、実際に作るとなれば、わかっていなかった。そんな時は、端末で調べる児童もいれば、友だち同士で確かめる場面もあった。初読ではひっかかっていないことが、作る体験を通して引っかかっていた。

続編は、実践後にまとめていきます。
ここまで、読んでいただき、ありがとうございました♪

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