金は天下の回りもの
1. 従来の「貯蓄至上主義」への警鐘
ホリエモンさんは従来の「貯蓄至上主義」を真っ向から批判していた。
将来のために節約・貯蓄を優先する考え方は、経済成長が停滞している現代においてはかえって貧困を招き、人生を豊かにするチャンスを逃してしまうという。
2. 経験と自己投資こそが真の豊かさ
「あり金は全部使え」というタイトルは一見極端ですが、ホリエモンさんが推奨するのは浪費ではなく、「経験とお金」への投資です。旅、学び、人脈作りなど、将来の自分に繋がる経験にお金を使うことで、より豊かな人生を築ける。
確かに私は今お金を使う場所は自分の経験に繋がることへ多くかけている。
例えば、毎朝読む「日経新聞」インプットするための「本」であったり。
コミュニティに参加するための費用。
経験をお金で買うのである。
20代のうちに、様々なことにチャレンジし失敗した経験が今後の人生を切り開いていく上でとても重要になってくると私は思う。
3. 独自の視点と刺激的なメッセージ
ホリエモンの成功体験や失敗談を交えながら、経済、時間、人間関係など幅広いテーマについて書かれており、既存の価値観にとらわれない独自の視点と、刺激的なメッセージが随所にちりばめられていた。
成功している人の考え方を私なりに解釈し、咀嚼していくことで成長へつながると私は考える。
社会人1年目だからこそ、これまで凝り固められてきた常識を疑ってかかったほうがいいのかもしれない。
4.多様な意見に触れ、自分なりの価値観を築く
このように、『あり金は全部使え 貯めるバカほど貧しくなる』は、共感できる部分と反発を感じる部分がある、非常に刺激的な本。
様々な考え方を提示することで、お金や人生について深く考えるきっかけを与えてくれた。
5.自分に合ったお金の使い方を考えるきっかけ
必ずしも全てを鵜呑みにさせるものではなく。
むしろ、「お金の使い方」について改めて考える存在と言える。
ホリエモンさんから学ぶことは多くあり、「ハッタリをかます」からでも学べることがあったようにこれからもこの人の考え方や生き方を少しでも吸収したい。