#2賢者の書
・第4の賢者の教え「目標」
人生における成功を、何になるかに求める人は多い。しかし、これになれたら成功、幸せなどという職業は存在しない。
なぜなら、成功は職業についてくるものではなく、人についてくるものだからだ。
何になるかを目標にしても成功を収めることはできない。
まず真剣に考えなければならないのは、どんな人間になりたいのかである。
自らの理想とする人間像を追求することによって、驚くほど強い意志の力を人間は身につけることができ、その過程の中で自らの進むべき道を自然と見出し、何をやるべきかということは自ずと決まってくる。
大切なのはそのときに何をやっているかではない。最終的にどのような職業に就いていようとも、その目標とする人間像が成功するに足る素晴らしい人間像で、そこに向かって日々努力する限り、成功は約束されているのである。
確かに「かっこいい大人」になりたいという人間像の目標があるから、毎日ブログを頑張れる、そのために新たな挑戦にも躊躇なく進んでいけるのかもしれない。
・第5の賢者の教え「今」
生というのは、1冊の伝記を完成させるようなもの。
そして人生を成功に導くために今日一日の中でできることは、ただひとつ。
今何を持っているいないに関係なく、今日一日、成功者としてふさわしい過ごし方をするだけ。
後にその伝記を読む人が、今日新たに書き加えられた1ページを見て、「この人だったら、将来大きな成功を手に入れられるのは当然だ』と思えるような、そんなーページにする。今日1日をそういう過ごし方にするだけで、将来の成功は約束されたも同然である。
成功に向けて、今日1日でできることはそれだけだ。
くれぐれも、もう書いてしまったページを何度も読み返して後悔したり、まだ書かれていない白紙のページをめくっては不安になったりすることに、この貴重な1日を使ってはいけないのである。
確かに、成功者と呼ばれる人たちは過去に「この人がこうなるという事は当たり前だ」という風に捉えがちだが、それは間違っている。
その人が成功するために日々を過ごしていたのだから当たり前なのである。
そんな私たちも1日1日を成功するための日として過ごしていたのだろうか、もしそうしていなければ、気づけたこの瞬間からそういった日々を過ごしていけばいいのである。
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