賢者の書
私は出会うべくして出会った本だと、そう感じさせる1冊であった。
1人の青年がピース🧩を詰めるために8人の賢者に会いにいくというストーリー。
これまで読んできた本の集大成のように感じた。
そしてその8人の賢者からの学びをここで共有させていただきたい。
・第1の賢者の教え「行動」
行動の結果として我々が手に入れるものは、成功でもなければ失敗でもない。
我々が手にするのは、1枚の絵を完成させるために必要不可欠な、パズルのひとピースにすぎない。行動を起こすときに何かを期待したり、失敗することになんの意味もないということ。
大切なのは、必要なピースを集めるためにできるだけ多くの行動を起こすこと。そして、行動の結果返ってきたものをよく見て、どうやって使うかを考えることが大事。
つまり、行動の結果が期待していたものと違ったり、耐えられそうにないほど辛いものに思えたとしても、それは人生における失敗ではない。
かけがえのないピースを手に入れるという、大事な経験にすぎない。
・第2の賢者の教え「可能性」
人間には無限の可能性がある。
この宇宙にある、ありとあらゆるものを創り出した大いなる力は、人間を作り出し、すべての創造物の中で、唯一人間にだけ自らと同じ大いなる力を授けた。
「心」である。
このことを自覚し、自分には世の中に新しいものを生み出す無限の可能性があることに気づくこと。そうして人間は不可能と思えるようなことを次々に実現してきた。
自分もその人間の1人なのだから、不可能と思えるようなビジョンを実現する無限の可能性が自分にもなるということを自覚することが人生の成功につながる。
・第3の賢者の教え「自尊心と他尊心」
人生を素晴らしいものにするには、自分がかけがえのない存在であり、無限の可能性を持った唯一無二の存在であると、絶えず自らに言い聞かせる必要がある。
その条件として、自尊心と同じ高さまで他尊心も高める必要がある。
世の中の全ての人、一人ひとりが大いなる力を持つことを許された、無限の可能性を持つかけがえのない存在である。そのことを知り、すべての他人を尊重すること。これが他尊心。
私が今まで書いてきたブログのすべてがこの1冊に集約されているといっても過言ではない。
明日も残りの賢者の教えを共有させていただきたい。