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【人生なんて運ゲー】成功する方法は再現性はない #1080
おはようございます。
サーモンで今年2回目の食あたりを起こしてサーモン恐怖症になっているサーモン森下です。
成功する方法はその人の生育歴とか環境とか出会いとかコントロールできない要素が多いのである意味「運」の要素が大きいよね。というお話です。
<才能と成功にはなんの因果関係もない>
最近YouTubeで面白いネタというか考え方を耳にしたのでそれについて考えたいなと。
「人々を笑わせて考えさせてくれる研究」に送られるイグノーベル賞というのがあります。裏ノーベル賞とも言われてるらしいです。
そんな今年のイグノーベル賞の経済学賞を受賞したのが「成功するのは才能がある人ではなく運がいい人」だという研究です。
成功には出会いや環境、タイミングといったいろんな偶然的な要素が絡み合って生まれるものであって、誰かの成功の軌跡を追ったところで再現性はないという。
少し前に「親ガチャ」なんて言葉がありましたがそれも人によってもちろん違うわけです。
僕がどんなに大谷翔平と同じ気持ちで同じトレーニングをしたところで、親も違えば育ってきた環境も違う、体格だって違うし、爽やかさも違う。
もちろん基本的な知的レベルだったり、身体運動スキルは最低限必要だったりするわけですが、それを多めに見ても運とタイミングの要素がめちゃくちゃデカい。
そもそも巷に出ている成功哲学や成功メソッドみたいなものは、成功した人の後付けの理論です。
「あ、なんかうまくいったな」ということがあった時に、過去を振り返って「あの時あぁしてたのが良かったのかな」と因果関係を見つけていきます。(こじつけとも言う)
「子どもの頃に貧乏でそのハングリー精神があったから…」というのが成功の秘訣だったという成功者もいれば、子どもの頃から英才教育で…という成功者もいます。
才能に関してもそう。歌がめちゃくちゃうまくたって日の目を浴びてない人はたくさんいるはずです。
逆に歌はそこまでうまくなくてもなんか売れちゃってるという人もいます。あくまでも個人的な意見だけども。(誰とは言いません!)
ようはいい環境で育ったとか、能力があるからって必ずしも成功するわけではないんですよね。
成功している人の成功メソッドを聞いたり読んだりするわけですが、そこにはなんの因果関係もないんだよ、成功してる人は運とタイミングが良かっただけなんだよ、という研究です。
<運とタイミングを掴むために>
「運とタイミング」ということは、「こうすれば成功する」というものはなく、成功した結果と方法にはなんの因果関係もないということになります。(あくまでも研究の結果ね)
僕個人的には成功者やトップアスリートの思考や行動から学んでいくことはとても大事だと思ってます。
でも「運とタイミング」というのも十分に理解できるし、納得できます。
それは成功者やトップアスリートの思考や行動が「運やタイミング」を引き寄せる、掴む確率を上げているからだと思うからです。
前にも記事に書いたことあったと思いますが(多分どっかにある!)、運を掴む人というのはそれなりの考え方や行動をしています。
そうすると運が高まるというよりかは「成功する確率」があがるよねという方が近いかもしれません。
運を掴む人とそうでない人との「思考」の違いは、そのことを四六時中考えているかどうかです。
例えば、ずっーと野球のことばっかり考えている選手と、練習の2時間だけしか野球のこと考えてない選手だったら、絶対ずっと野球のことを考えている選手の方が、成長する情報もキャッチできるし、成長スピードは速くなりますよね。
つまりは「好き」「楽しい」「うまくなりたい」という気持ちが強ければ強いほど、そのことに対してのめり込むように考えていくので成長し、結果として成功に近づくということです。
マンガやゲームをする時に嫌々やる人がいないのと同じで、「好き」「楽しい」「うまくなりたい」と思って取り組んでいる人は努力を努力と思っていないからある意味無敵なのです。
「行動」においても運を掴む人とそうでない人には差があって、それはとにかく行動する、チャレンジする、打席に立つということです。
先ほども言いましたがどんなに才能があったとしても、能力が高くてもチャレンジの回数が少なければそれだけ難易度は上がります。
そしてチャレンジするときのタイミングや時代の流れという自分ではコントロールできない周りの影響も関係してくるわけです。
例えば、一回ヒット打てば成功という状況で打席が一打席しかなかったらどうでしょう。
一発勝負で結果を出さなければならないとしたらプレッシャーも感じやすくなって焦ったり不安になったりと実力が出せなくなることもあるでしょう。
でも100打席の中で一回ヒットを打てばいいという状況ではどうでしょうか。
同じ「一回ヒットを打つ」という条件でも打席が多ければ多いほどプレッシャーは減ります。ということは結果に繋がりやすいということです。
そしてどんどん積極的に失敗ができるという点も大きなポイントです。
「こうすれば失敗をする」という情報が手に入れば「失敗しない方法」を学ぶことができます。
成功する方法は運とタイミングの要素が多いから再現性はあんまりなかったりしますが、失敗しない方法というのはある程度パターンは決まっているものです。
大きな失敗をしなければチャレンジし続けることが出来ますから、いつかは成功を掴むことができる可能性が大きくなる。
宝くじもまずは買わないと当たらないのとおんなじですね。
<チャレンジを恐れないマインド>
とにかく行動を起こして、打席に立ちまくるためには「失敗を恐れないマインドセット」がとっても重要です。
チャレンジをするということは失敗するリスクは少なからずあるわけですし、それなのに「失敗したらどうしよう…」と思っていたら、なかなかチャレンジするのにエネルギーを使ってしまいます。
いちいちチャレンジをするのに勇気を振り絞って気持ちを削っていたら、心がすり減ってしまいます。
そうならないためにも「失敗」に対する考え方や捉え方を前向きに変えていくことが必要なんです。
先ほども書いた通り、「失敗した」ということは「こうすれば失敗する」というレシピを手に入れたということ。
そして次にそれをやらなければ成功する確率は高まるわけですよね。
かの有名なエジソンも「私は失敗したことがない。ただ、1万通りの、うまく行かない方法を見つけただけだ。」ということを言ってますし。
失敗をダメなものだと思っていてはそういう発想は出てきません。
失敗は成功に必要なもの、失敗は成長の栄養だということを知識として知っておくこと、経験として持っておくことは何より重要です。
結論は…
取り組んでいることに対して「好き」「楽しい」「うまくなりたい」という気持ちを持ち、失敗を屁とも思わずめちゃくちゃ打席に立つことが、成功を引き寄せるために欠かせないことだ。
ということです。
<まとめ>
① 「成功は才能は関係なく運とタイミング」だということは、成功した結果と方法にはなんの因果関係もないということになる。
② 成功する方法は運とタイミングの要素が多いから再現性はあんまりなかったりしますが、失敗しない方法というのはある程度パターンは決まっている。
③ 取り組んでいることに対して「好き」「楽しい」「うまくなりたい」という気持ちを持ち、失敗を気にせず打席に立つことが、成功を引き寄せるために欠かせない。
「運」というのは確率論だから、その土俵に立つこと、何回もトライすること、この2つに尽きるなと思います!
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森下健(もりしたけん)
1986/10/31 埼玉県三郷市出身。
学生時代は水泳に没頭。専門種目はバタフライ。現在はトライアスロンにハマっている。青春真っ只中。
奥様と息子(5歳)と娘(1歳)の4人家族。横浜在住。
メンタルトレーニングの情報を中心に書きたいと思います。