1,000本ノック、素振り1万回 #297
おはようございます。
息子に話しかけたら「いま、しゅうちゅうしてるからはなしかけないで」と言われました。3歳にして集中とはなにかを理解してるのはすごいと思いますがムカつきます。
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野球の鬼練習の定番1,000本ノック。同じような感じで月間で何キロ走ったとか泳いだとか量とか距離でめちゃめちゃやった感じを出すことがあります。
実際それ自体もすごいことで、それをやる時間を捻出することだったり、続けるモチベーションだったりというのは素晴らしいことです。
でもそれを続けているからと言って、誰しもプロ野球選手になれたり、オリンピックに出れたりするようにはなりません。
同じような練習をしていても、上達する人しない人、上達のスピードが早い人、遅い人がいます。
ただ何となくやっているだけでも、最初のうちは体力面や筋力面などの影響から上達していきますが、ある程度のところで頭打ちになって成長スピードはゆるくなっていきます。
いわゆるプラトー(停滞期)なわけですが、なかなかうまくならないことからモチベーションが下がったり、じゃあさらに本数とか距離を増やそうという発想になりがちです。
量をこなして体力や筋力の土台を作るトレーニングももちろん大事ですが、
もっと上達するには、上達のスピードを早めていくには量よりも質を意識していかなければなりません。
例えば1,000本ノックだったら、ただ何となく来た球をとって投げるだけでなくて、一球一球どんなシチュエーションを想定してやるかでその差は大きく変わります。
ただなんとなく距離を走る10kmより、フォームをめちゃくちゃ意識した10kmは同じ距離ですが質は大きく変わります。
プロフェッショナルになる人と、そうでない人との違いはここにあって、トレーニングの目的をしっかり定めていくことがすんごい大事。
そんで出来なかった時はなにが足りなくて、どうすればよかったのか、いちいち考えてフィードバックします。
これ、自分の出来なかった部分を受け入れないといけないのでベジータみたいなプライド高い王子ではなかなか難しい。
そして指導者から言われたことをやっているだけでは、自分自身で考えるということがなかなか出来なくなります。
自分で考えて工夫して、ダメなところを分析してまた考えて改善していく。
ただ1000本ノックするんじゃなくて、ただ10km走るんじゃなくて、これを意識してやることでかなり質の高いトレーニングになります。
やってることは同じなんですけどね。大変だからみんなやらない。
ただなんとなくこなしてる人はもったいない。まだまだ成長できる余白がたんまりありますぜよ。
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森下健(もりしたけん)
1986/10/31 埼玉県三郷市出身。
学生時代は水泳に没頭。専門種目はバタフライ。現在はトライアスロンにハマっている。青春真っ只中。
奥様と息子(3歳)の3人家族。横浜在住。
家族、仕事、趣味についてとりとめなくつらつら書きたいと思います。